こんにちは!カモノハシです。
本ブログでは、副業せどりで外注を雇って事業規模を拡大すべきと解説しています。
しかしながら、皆さんの中には外注募集の仕方が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、せどりの外注募集要項の書き方を解説します。
- 募集要項に何を書いたらいいの?
- 希望者が来たから、すぐに採用していい?
- 募集要項の記載例を教えて!
外注を募集する必要性
外注化する目的は、皆さんの作業時間を減らし、事業拡大を行うことにあります。
せどりは時間がかかる作業が多くあるため、一人だと作業時間がボトルネックとなって、事業規模に制限がかかってしまうんですね。
外注を雇うと、この問題が解消され、売上を飛躍的に伸ばすことができます。そのためにはクラウドソーシングサイトで募集をかけ、優秀な外注を雇うことが不可欠です。
外注の募集要項に記載すること6つ
クラウドソーシングサイトの募集要項に記載する内容6つを解説します。
1.報酬
支払う報酬は重要なので、取り違えないよう明記します。
昇給を考えているのであれば、昇給条件も明言してください。
2.業務内容
依頼する業務内容の概略を記載します。
詳細はマニュアルを配布して説明するので、募集要項には抜粋の記載で大丈夫です。
ただし、あいまいで何とでも解釈できるような表記はNGです。
読んだ人に、重労働をさせるつもりではないかと警戒されます。
マニュアルのように全動作を記述する必要はないですが、読んだ人が作業量をイメージできる書き方をしましょう。
撮影と画像加工の作業をお願いします。撮影は、商品1つにつき6~8枚程度の写真を撮影してもらいます。画像加工は、撮影した写真の背景を消す作業、トリミングして1200×1200の正方形サイズに画像を加工する作業です。
撮影、画像加工など、写真に関する作業全般
3.作業期間
業務を依頼する期間を記載します。
長期での作業募集での場合は、まず初回はいつまでかを記載し、条件が合えば引き続き再契約を行う旨、記載します。
4.就業時間帯
作業を行う時間に指定があれば記載します。
商品をご自身で外注に渡す場合は、おおよその時間帯を記載しておきます。
5.必要資格・必要物
必要な資格やアイテムは全て記載します。
車の運転が必要な場合は自動車免許が必要なことを記載します。
6.重視する点
採用に当たって、どのような人材を求めているか、必要な能力は何かを端的に説明します。
募集要項の例文
カモノハシがクラウドワークスで外注募集した時の要項です。
(一部記載を変更しています。)
例文として、適宜内容を修正してご利用ください。
この度は本案件をご覧いただき有難うございます。
当方はインターネット通販サイトにて物販を商っております。
弊社で扱う商品を倉庫から引取り、商品撮影を行い、倉庫へ戻す作業をお願いしたいと考えています。
【報酬】
引取り作業代1000円+撮影代100円×商品数を支払います。
1回で5商品の引取りを依頼した場合、1000+100×5=1500円ということです。
【 業務内容 】
引取り作業:○○県××市の倉庫まで、自動車にて商品を受け取りに行く作業。一度に複数商品を受け取っていただきます。
撮影作業:受け取った商品の画像を撮影する作業。1商品につき6~8枚の写真を撮影してもらいます。
発送作業:撮影後の商品を指定した倉庫へ発送する作業。
【作業期間】
11月中旬に商品10個の作業を依頼予定です。
その後、お互いの条件が合えば、長期での依頼も考えています。
【 就業時間帯 】
引取り作業は、平日10:00~11:00 13:00~15:00 のご都合がつく時間に行っていただきます。倉庫の営業時間の関係上、ご了承願います。
撮影作業、発送作業は時間帯の指定はございません。手の空いた時間帯にご自宅で作業できます。
【 必要資格・必要物 】
・運転免許証及び自動車
・カメラ(スマホでも可)
・商品撮影のためのスペース (1~2畳程度で十分です)
・撮影機材(背景用の板など)
・画像の送受信ができるネット環境
(段ボールやクッション材、テープは支給します)
【 重視する点 】
真面目で商品を大事に取り扱ってくれる方を重視します。
主婦の方、育児中の方、初心者の方も歓迎足します。
ご質問がありましたら、気軽にお問い合わせください。
ご応募お待ちしております。
外注募集するときの心構え3つ
募集要項ができたら、クラウドソーシングサイトで外注を募集しましょう。
この時、3つのことを心にとめておいてください。
すぐに採用せず、テストと面談を行う
希望者が現れても、すぐに契約してはいけません。
まずはマニュアルを配布して読んでもらい、業務のイメージが乖離していないか確認します。
次に、採用テストとZoom面談を行って、業務に見合った能力を有しているか、チェックします。
必ずこの工程を踏んでください。
初めて外注を募集する方に多いのが、希望者が現れると嬉しくなって即座に本契約をするパターンです。これは、後々問題が起こって揉める原因になるのでしないようにしましょう。
繰り返しですが、マニュアル配布と採用テスト、Zoom面談は行ってください。
マニュアル作成、採用時のチェック項目は下記記事で解説しています。
希望者の8割は不適格
残念ながら、募集要項を読んで希望してきた方の8割は不採用になると考えてください。
カモノハシが経験した例を書くね
- マニュアルを渡したら「面倒くさそうなので辞退する」と言われた
- 採用過程の途中で連絡がつかなくなり、返信がこなくなった
- 採用テストを行うと、明らかにマニュアルを読んでいないことが分かった
- 返信が遅い上、こちらのメッセージを読んでいない時があった
- Zoom面談に大幅に遅刻したうえ、謝罪をしない
現実に、ほとんどの希望者がこのような理由で不採用となります。
相手の不誠実な態度に腹立たしくなるかもしれませんが、ダメな外注を雇わずに済んだと考えましょう。
根気強く募集を続け10人ほど希望者が集まれば、その内2人ほどは常識的な対応のできる方がいます。そのような方を見つけ、採用しましょう。
本採用まで時間がかかることを理解する
最短でも、募集してから希望者が来るまで2週間、採用テストと面談で2週間位はかかります。
すぐに外注を雇って作業を依頼できるわけではなく、1か月以上時間がかかることは覚えておきましょう。
応募が来ないからと言って数日で募集内容を変えるのは考えものです。
時間をかけた方が良い人材にめぐり合うチャンスは増えるので、最低1か月は募集をかけてください。
まとめ:初心者でも簡単 クラウドソーシングサイトで外注募集の書き方
本記事では、せどりの外注募集要項の書き方を解説しました。
初めての外注採用は慣れずに慌ててしまうものです。
そこで落ち着いて、やるべきことを着実に行えば、良い外注に必ず出会えます。
快適なせどりライフ目指して頑張りましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事でまたお会いしましょう!
コメント