- ヤフオク出品代行業者は利用しない方がいい?
- 出品代行業者の一覧を教えて欲しい
- ヤフオク販売を省力化する方法を教えて!
ヤフオク販売で消耗していませんか?
撮影や梱包で時間がとられて苦しんでいる人もいるでしょう。
出品代行業者を使うと楽にできそうだけれど、実情を知りたいところだと思います。
結論から言えば、代行業者は使わず、自分で外注を雇って仕組化するのがおすすめです。

筆者もせどりを外注化しており、週6時間作業で月20万円の利益をあげています
本記事では出品代行業者の実情とヤフオク販売の外注化について解説します。
最後まで読めば、ヤフオク販売で悩むことはなくなりますよ。
ヤフオクの出品代行業者とよくあるトラブル

出品代行業者はいくつかありますが、実情はどうか、トラブルはないのか、解説します。
ヤフオク代行業者は出品の手間を省いてくれる存在
ヤフオクの出品代行業者とは、出品に関する手続きと対応を肩代わりしてくれるサービス。
細かい点は会社ごとに違いますが、おおよそ次の作業を行ってくれます。
- 商品の写真撮影
- ヤフオクへの出品
- 落札者への発送
代行業者は、手数料をもらう代わりに出品業務を行う存在と考えれば大丈夫です。
ヤフオクで代行業者による代理出品は禁止されていない
代行業者による代理出品がガイドライン違反にあたらないか、心配な人もいると思います。
実は、代理出品自体は違反ではありません。
禁止されているのは、現物が手元にない状態で出品することです。
出品禁止行為
商品の現物が手元にない状態で出品すること
例:メーカーなどから直送されるもの、落札後に発注するもの、取り寄せが必要なものなど
代行業者は商品を預かって出品するので、手元にない状態ではありません。
そのため、違反行為には当たらないのです。
ヤフオク出品代行業者のメリット・デメリット
ヤフオク出品代行業者は一見よさげですが、短所もあります。
メリット・デメリットをまとめました。
- 出品・梱包・発送の手間が省ける
- 代行業者のアカウントから販売できる
- トラブルがあっても悪い評価は代行業者につく
- 結構な手数料を取られる
- 自分のヤフオクアカウントが育たない
- 長期間の販売ができない
代行業者の最大のメリットは手間が省けること。
一方で最大のデメリットは手数料をかなり取られることです。
価格帯にもよりますが、おおよそ20~50%の代行手数料を取られます。
利益率がごっそり減るわけで、相当な痛手です。
ビジネスとしてヤフオク物販に取り組むのであれば、クラウドソーシングを使って自分で外注化したほうが絶対に良いですね。
ヤフオク出品代行業者でよくあるトラブル
代行業者でよくあるトラブルをまとめました。
先述のとおり、代行業者の手数料は高いため、出品者が不満を持つことがあります。
また、落札者から商品の不具合を訴えるメッセージがきても対応しない業者があります。

筆者も動作しない不良品を代行業者につかまされたことがあります。メッセージを送っても音沙汰なしでした。
商品のコンディションチェック、商品説明もいい加減で、不真面目な出品を行う業者がいるのも事実。
ここだけの話、代行業者のヤフオク評価を見ると「非常に悪い」評価が数多くついているのがわかります。
不満を持つ落札者がたくさんいるわけですね。
このように代行業者まかせにするとトラブルが起きるので、利用はおすすめしかねるのが実情です。
ヤフオクの出品代行業者リストを公開

筆者は代行業者の利用をおすすめしませんが、業者の一覧を知りたい人もいるでしょう。
出品代行業者の一覧リストを公開します。
代行業者1:オクサポ!

- 商品代金の振込手数料無料
- 手数料は、基本料金840円+代行手数料24%(3万円までの場合)
- 3辺の合計が140cm以上または重量20kgを超える大型商品の場合、大型手数料880円が発生
オクサポ!は2006年創業の代行業者。
振込手数料がゼロということで、利用する人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、販売が成功時に24%の手数料がかかるのは、つらいところです。
代行業者2:神戸オークション

- 酒類の販売が可能
- 手数料は、代行手数料37%+ヤフオク手数料7%=合計44%(3千円から2万円までの場合)
- メルカリ、eBayへの出品も可能
神戸オークションは大手の代行業者。
酒類販売免許をもっているため、お酒の販売ができるのが特徴ですね。
ただし、手数料が高めで、収益の観点からはおすすめできません。
代行業者3:QuickDo(クイックドゥ)

- 出品はA,B,Cの3コースから選択
- 手数料は代行手数料22%+ヤフオク手数料7%=合計29%(Aコースで2万円から5万円未満の場合)
- 出品不可と判断された場合、返却送料1千円が発生
QuickDoもよく知られた代行業者。
しかし、残念ながら、筆者はよい思い出がありません。

先述の不良品を売られたのもこの業者です
ヤフオクの評価も良いとは言えないので、出品を任せるのはちょっと不安ですね。
代行業者4:宅オク

- 出品は2コースから選択
- 手数料は35%(おまかせ代行コースで3.5千円から5万円の場合)
- 落札されなかった場合は、返送料900円+箱代400円が発生
宅オクは上記3つと比べるとマイナーでしょうか。
取扱カテゴリーも少なく、ちょっと頼みづらいですね。
代行業者5:スマイルファクトリー

- 石川県にある店舗に直接持ち込み可。
- 手数料は代行手数料27%+ヤフオク手数料10%=合計37%(7千円超から5万円以下の場合)
- 廃棄料金がかからないものは、廃棄することも可能
スマイルファクトリーは石川県にある会社。
宅配で商品を送り、販売してもらう形式がメインですが、店舗に直接持ち込むこともできます。
再出品できるのは3か月程度と限られるため、頼むなら回転のよい商品限定ですね。
ヤフオク代行業者よりも外注化がおすすめ

代行業者は便利に思えますが、手数料が高く収益を悪化させます。
ビジネスとして物販に取り組むなら、クラウドソーシングを利用した外注化がおすすめです。
ヤフオク代行業者の利用はトラブルになりやすい
正直なところ、代行業者の利用はトラブルの原因になりやすいです。
- 商品説明が不十分で、実物と相違がある
- 返品対応が遅い、またはできない
- レスポンスが遅く、落札者にストレスを与える
代行業者は、手数料をとるビジネスとしてヤフオク販売に取り組んでいます。
本当の意味で真剣に商品をチェックし、落札者にまじめに向き合うということはありません。

商品に不備があった場合、出品者に連絡するだけです
落札者との間に業者が入るので、レスポンスが遅くなるデメリットもあります。
結局のところ、責任をとるのは商品の所有者自身。
ビジネスとしてヤフオク販売に取り組むなら、外注化するのが鉄則です。
代行業者なしでヤフオク販売を外注化する手順
実は、物販の作業のほとんどは外注化可能。
クラウドソーシングで外注ワーカーを見つけ、作業を委託すれば、自分で行う作業は大幅に減ります。

筆者も外注化を行っており、自分で手を動かすのは週6時間程度です
外注化の手順は以下のとおり。
- 作業を明確化し、マニュアル作成する
- クラウドソーシングに登録し、外注募集する
- 応募者のテスト・面談を行う
- 問題がなければ合格とし、作業スタート
クラウドソーシングはクラウドワークス、ランサーズ、クラウディアあたりが有名どころ。
手数料が安いので、筆者はクラウディアをメインで利用しています。
案外簡単にできるので、まずは登録することをおすすめします。
外注化を本格的に行いたい方は、詳しいやり方を解説しているこちらの記事をご覧ください。
まとめ:ヤフオクの出品代行業者とは?リストとよくあるトラブルを解説
本記事では出品代行業者の実情とヤフオク販売の外注化について解説しました。
- ヤフオクの代行業者は出品の手間を省いてくれるが、手数料が高い
- 代行業者の利用はトラブルを引き起こしやすい
- 代行業者よりもクラウドソーシングを活用して、自分で外注化するのがおすすめ
収益を伸ばしたいなら外注化は必須の項目。
物販は任せられる作業が多く外注化の効果が大きいので、ぜひ取り組むべきです。
外注化しやすい作業を詳しく知りたい人は、この記事をご覧ください。
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