- ヤフオクまとめて取引はどんな機能?
- まとめて取引でもクーポンは使える?
- まとめて取引したいのにボタンが表示されない
まとめて取引で困っていませんか?
落札したのにまとめて取引のボタンが表示されず、困っている人もいるでしょう。
出品者としても、送料が変更できるのか不安があると思います。

まとめて取引は細かい点がややこしくて、案外迷いがちです
本記事ではヤフオクまとめて取引のやり方からよくあるトラブルまで徹底解説します。
最後まで読めば、まとめて取引で困ることはなくなりますよ。
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初めての方は、副業せどりの始め方を解説したこの記事からお読みください。
ヤフオクのまとめて取引とは

最初にまとめて取引がどんな機能なのか、概略を解説します。
まとめて取引は同梱依頼の代替で登場した機能
まとめて取引とは、同じ出品者から落札した商品をひとまとめにして、新しく送料を算出してもらえる機能です。
まとめて取引とは
同じ出品者から複数の商品を落札した場合、一つにまとめて取引できる機能です。
元々は「同梱依頼」機能だったのですが、商品の数だけ取引画面を操作する必要がありめんどうだったため、改善されてまとめて取引機能となりました。
ヤフオクまとめて取引のメリット・デメリット
まとめて取引は落札者にとってメリットがあります。
- 複数の取引画面を確認する必要がない
- 支払いが1回で行える
- 商品を同梱してもらうことで送料の減額を期待できる
特に、3つ目の送料の減額が落札者にとって大きなメリット。
複数の商品を一つの段ボールにまとめることで、送料の減少が期待できます。
まとめて取引は送料の減額のための機能と言っても過言ではありません。
逆に、落札者にとってデメリットもあります。
- クーポンが1枚しか使えない
- サイズが大きくなり、送料が上がる場合もある
- キャンセルが困難になる
一番大きなデメリットが、クーポンが1枚しか使えないこと。
詳細は後述しますが、まとめて取引1つで1クーポンしか使えないため、損をする場合もあります。
取引をまとめるかは、適用できるクーポン枚数を考慮して決めるのが良いでしょう。
まとめて取引にはメリット・デメリットがありますが、基本的にはメリットの方が大きいので、落札者は積極的に活用するべきです。
出品者側に直接的なメリットはありませんが、購入者満足度が上がるので、可能な限り対応するのがベター。
- 非常によい評価がもらいやすい
- 万一商品に問題があっても、トラブルに発展しにくくなる
- 購入者がリピーターになってくれる可能性が上がる
まとめて取引を活用したほうが、出品者にとっても良い結果につながりやすいということです。

ヤフオク歴8年の筆者も、まとめて取引の依頼には必ず同意しています
【出品者・落札者別】ヤフオクまとめて取引のやり方

まとめて取引は簡単で、たった3ステップで取引を開始できます。
具体的なやり方を説明します。
STEP1:まとめて取引の同意
同じ出品者からの商品が複数ある場合、落札者はまとめて取引を選択できます。
取引ナビからまとめて取引を依頼しましょう。
落札者がまとめて取引の依頼を行うと、出品者に通知が来ます。
まとめる商品内容を確認し、発送方法をあらかじめ考えておいてください。
問題がなければ、「まとめて取引に同意する」ボタンを押します。
STEP2:配送方法と送料変更の連絡
出品者がまとめて取引に同意すると、落札者はお届け先を入力することになります。

ここで手間取ると取引が進まないので、早めに対応することをおすすめします
落札者がお届け先を入力すると、次は出品者のターン。
住所を確認して、送料の合計額を連絡してください。
出品時に設定した配送方法を選ぶことも、新しく別の配送方法を選択することもできます。
この時、商品を同梱して送料を可能な限り減額するのがベター。
まとめて取引は、同梱して送料を最小するのが前提にある機能だからです。
STEP3:まとめて取引の開始
送料の連絡が落札者に届くと、落札者が支払いを行います。
あとは、単独の取引と同じです。
支払い後の流れ)
出品者が支払いを確認して商品を発送→落札者が受取連絡をする→出品者・落札者がそれぞれ評価を行う
取引がまとまっているので、評価も1回だけ行います。
個別の商品ごとに評価を行う必要はありません。
ヤフオクまとめて取引が表示されない原因

同じ出品者から複数商品を落札しても、まとめて取引ができない場合があります。
まとめて取引が表示されない原因を解説します。
表示されない原因1:落札から期間が経過している
最もよくあるパターンが、期間が経過した落札商品がある場合です。
まとめて取引が選択できるのは、同じ出品者から72時間以内に落札した商品だけです。

かんたん決済支払期限の「落札から5日以内」とは期限が異なります
まとめて取引とかんたん決済支払で期限が異なるのは、取引開始してから入金までに時間が必用だから。
落札者がまとめて取引を依頼→出品者が承諾→落札者がお届け先を入力→出品者が送料を連絡→落札者が支払い の手順で進む関係上、まとめて取引依頼の期限は短めの72時間以内に設定されています。
まとめて取引が選択できない場合、72時間以内の落札商品か、真っ先に確認しましょう。
表示されない原因2:落札者の評価が6未満
まとめて取引を選択するには、落札者の評価が6以上である必要があります。
- アカウントを作りたてで取引実績がない
- 悪い評価が多くついている
- 良い評価がほとんどない
まとめて取引は一度に大量の商品を扱う関係上、ある程度の信頼がいります。
評価が6未満の人は、まとめて取引をあきらめましょう。
表示されない原因3:出品の商品設定が異なる
同じ出品者の商品であれば、基本的にはまとめて取引できるのですが、支払い・送料にかかわる設定が違う商品はまとめられません。
- 発送元地域が異なる
- 送料無料商品と送料落札者負担商品が混在している。
- 着払い商品が含まれている
- クレジットカード、PayPayポイントを使用できるカテゴリと使用できないものが混在している
同じ発送条件の商品を一つにするのがまとめて取引。
商品設定が異なる場合、まとめて取引はできません。
表示されない原因4:その他の理由
上記3つ以外にも下記にあてはまると、まとめて取引できません。
- 20件を超える商品をまとめようとしている
- ヤフオク手数料の料金体系が異なる商品をまとめようとしている
- 過去に依頼して既に断られている
- 一部のヤフオクストアからの商品をまとめて取引しようとしている(まとめて取引可能かはストアごとに設定が異なります)
まとめて取引の開始が表示されない場合は、上記に当てはまらないか、確認しましょう。
ヤフオクまとめて取引の送料変更とクーポン適用

まとめて取引でつまずきやすい、送料変更とクーポン使用について解説します。
ヤフオクではまとめて取引開始後に送料変更可能
出品者としては、まとめて取引で段ボールのサイズが大きくなったことによる送料変更が気になるでしょう。
結論から言えば、まとめて取引開始後に送料を変更可能。
まとめて取引に出品者が同意し、落札者が届け先住所を入力した後のタイミングで送料を新しく入力できます。

もちろん、元商品の配送方法・送料から変更しないことも可能です
まとめて取引は同梱を想定したサービスですから、送料変更のケアはきちんとされています。
段ボールサイズが変わる場合でも安心して利用可能です。
クーポンはまとめて取引の合計金額に対して適用
まとめて取引でクーポンが適用できるのか、落札者としては気になると思います。
結論から言えば、まとめて取引でもクーポンは問題なく使用可能。
クーポンはまとめて取引の合計金額に対して適用されます。
例1)
落札した商品:2,000円の商品Aと3,000円の商品B
クーポン内容:4,000円以上の落札で使える200円OFFクーポン
個別に取引した場合:適用条件を満たさないのでクーポンは使用できない。支払金額は2,000+3,000=5,000円。
まとめて取引した場合:2,000+3,000=5,000円の落札のためクーポンを使用可能。5,000-200=4,800円の支払いで購入できる。
上記の場合、まとめて取引したほうが200円お得になります。
ただし、クーポンが使えるのは1取引に大して1枚まで。
複数のクーポンがあっても、まとめて取引には1枚しか使えません。
例2)
落札した商品:2,000円の商品Aと3,000円の商品B
クーポン1の内容:2,000円以上の落札で使える100円OFFクーポン
クーポン2の内容:3,000円以上の落札で使える150円OFFクーポン
個別に取引した場合:商品A,Bそれぞれにクーポン1,2が使える。支払金額は(2,000-100)+(3,000-150)=4,750円
まとめて取引した場合:クーポン1,2の片方しか使えない。クーポン2を使った場合、支払金額は2,000+3,000-150=4,850円
この例のように、個別の商品にクーポンが適用できる場合は、あえてまとめて取引しない方がお得になります。
適用できるクーポン枚数が増えるほどお得になりやすいので、手持ちのクーポンを見て、まとめて取引にするか検討しましょう。
手持ちのクーポンは、マイ・オークションの下記ボタンから確認できます。

ヤフオクまとめて取引でよくあるトラブル

まとめて取引は仕様が独特でちょっとしたことがわからなかったりします。
まとめて取引でよくあるトラブルをまとめました。
複数落札したのにまとめて取引のボタンが表示されない
同じ出品者から複数商品を落札したにもかかわらず、まとめて取引が選択できないこともあります。
前述のまとめて取引が表示されない原因1~4をチェックしましょう。
1~4のどれかが原因で表示されていません。

大抵は原因1、落札してから72時間以上経過しているのが理由です
まとめて取引開始後に落札した商品をまとめられない
一旦まとめて取引を開始した後、別の商品を落札しても、まとめて取引にはできません。
まとめて取引を依頼した時点で、サイズの再計測や送料の変更を出品者が行っているため、前提条件が変わるようなことは行えないのです。
落札する予定の商品があるうちは、まとめて取引をスタートせず、保留にしておきましょう。
落札者からの取引メッセージに出品者が返答しない
まとめて取引を開始した後、落札者が取引メッセージを送っても、出品者が反応しなくなることがあります。
これは、個別の商品ページから取引メッセージを送っているため。

筆者もこの落とし穴に1回はまり、落札者とトラブルになりかけました
まとめて取引の取引ナビからメッセージを送れば、通常通り出品者に通知が届きます。
個別の商品ページではなく、まとめて取引の取引ナビからメッセージを送りましょう。
まとめ:ヤフオクのまとめて取引とは?送料から表示されない原因まで解説
本記事ではヤフオクのまとめて取引のやり方からよくあるトラブルまでを解説しました。
- まとめて取引は複数商品を一括で取引できる機能
- まとめて取引が表示されないのは、落札から72時間以上経過している、評価が足りない、出品の商品設定が異なるのが原因
- クーポンはまとめて取引の合計額に対して適用される
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