- ウォッチリスト・アクセス数は何を表す数字?
- ウォッチリスト・アクセス数の目安を知りたい
- ウォッチリスト・アクセス数を増やす方法を教えて
商品が売れずに悩んでいませんか?
ウォッチリスト数とアクセス数の分析の仕方に悩んでいる人も多いと思います。
実は、ウォッチリストとアクセス数を調べると、売れる販売ページになっているかわかります。

中古せどりで月20万稼ぐ筆者も、カウントを定期的に調べています
本記事では、ヤフオクのウォッチリスト・アクセス数の分析方法と増やし方を解説します。
最後まで読めば、売れるヤフオク出品の方法がわかりますよ。
本サイトではヤフオク販売に役立つ情報を全て無料で公開しています。
コンサルや情報商材販売は一切行わず、安心して勉強できるサイトです。
ヤフオクでよく売れる販売ページの作り方を知りたい方はこの記事を一読ください。
ヤフオクのウォッチリスト数とアクセス数とは

ヤフオクにおけるウォッチリスト数・アクセス数は、販売ページの右上に表示される値のこと。
「このオークションの統計情報」の目玉マークが「アクセス数」、星マークが「ウォッチリスト数」を表します。
ヤフオクのウォッチリスト数は興味のあるユーザー数
ウォッチリスト数は、商品をウォッチリストに登録しているユーザーの人数を表します。
ウォッチリストとは、気になる商品をリスト管理できるヤフオクの標準機能のこと。
商品の販売ページ、検索結果の一覧から星マークを押すことでウォッチリストに登録できます。
- 他出品者とコンディションを比較したい
- 終了時間間際で入札したいので、アラームを登録したい
- 他のサイトと価格を比較したい
- 値下げの通知を受け取りたい
基本的には、様子を見て購入したい人が活用する機能です。
ウォッチリストは再出品時も引き継がれます。
終了時間になって出品が終わっても、同じオークションIDの商品を再出品すれば、ウォッチリスト数は変わりません。
また、ウォッチリストに登録している人に対して、以下の場合にヤフオクから自動で通知が届きます。
- 終了時間が近づいてきたとき
- オークションが高値更新されたとき
- 即決価格が5%以上値下げされて再出品されたとき
ウォッチリスト数が多い商品ほど、商品に動きがあったときにアピールしやすく、購入を促すことができるわけですね。
ヤフオクのアクセス数は何回見られたかの指標
アクセス数は、商品の販売ページが開かれた回数のこと。
出品者がページを開いた場合、もしくは同じユーザーが何回もページを開いた場合でも、回数にカウントされます。

なお、アクセス数は再出品時にリセットされ0になります
アクセス数が多い商品は、検索結果に表示される情報がユーザーの興味を引いていると判断できます。
大まかな情報を見て興味を持ったので、商品ページを見て詳しい内容をチェックしたというわけですね。
- サムネイル(1枚目の商品写真)
- 商品タイトル
- 現在価格・即決価格
このうち重要なのが、現在価格・即決価格。
他の出品者と比べて価格が安ければ、アクセス数はグンと増えます。
逆にライバルより1円でも高ければ、アクセス数は激減します。

ユーザーは価格に正直に反応します
このことから、適正価格で出品することが最重要だとわかります。
適正価格をつけるには、後述のリサーチを行います。
ヤフオクのウォッチリスト数とアクセス数の目安

ウォッチリスト数とアクセス数は、商品ジャンルと出品形式、出品期間に大きく影響されます。
ウォッチリスト数 | アクセス数 | |
回転率が高い商品ジャンル | 多い | 多い |
回転率が低い商品ジャンル | 少ない | 少ない |
1円出品(オークション形式) | 多い | 多い |
定価販売(フリマ形式) | 少ない | 少ない |
出品期間が長い | 多い | 普通 |
出品期間が短い | 少ない | 普通 |
金券やトレカ、ゲームソフトのような回転率が高い商品はウォッチリスト数・アクセス数が多く、事務用品や業務用品のような回転率が低い商品はどちらの値も小さくなります。
回転率とは商品の売れやすさを表す指標。
1ケ月で2個売れる商品であれば、2個/月の回転率と表現します。
出品形式もウォッチリスト数・アクセス数に与える影響が大きいです。
1円出品であれば、価格が安い間はアクセスが集まり、ウォッチリスト数も増えます。
定価販売だと、購入希望者は即座に落札することが多いので、アクセス数もウォッチリスト数も増えません。
出品期間が長いとウォッチリスト数が積みあがるため、カウントが多くなります。
反対に出品期間が短いとウォッチリスト数は少なくなります。
アクセス数は出品最初期に集中するため、出品期間にそれほど影響をうけません。
このように色々な要因で左右されるため、ウォッチリスト数とアクセスが十分にとれているかは一概に言えません。
ただし、経験上、次の目安がわかっています。
ウォッチリスト数がアクセス数の10%以上なら売りやすい
例えば、50アクセスに大してウォッチが5あるならば、10%のウォッチリスト数となっており、商品が売れやすい状態です。
潜在的顧客数の割合が大きいため、売れやすい販売ページを作れていると言えます。
- 商品詳細を見て購入意欲がわいたのでウォッチリスト登録した
- 商品コンディションに問題ないことがわかったのでウォッチに入れた
- 送料に納得がいったので、登録した
- 出品者の評価を見て安心したので、購入候補に入れた
逆に、アクセスの10%未満のウォッチリストしかない場合は要注意。
次の問題点が考えられます。
- 商品説明がいい加減で、安心して購入できない
- 商品コンディションが思ったより悪かった
- 商品説明が文章ベタ打ちで見づらい
- 送料が高すぎる
ウォッチリスト数が集まらないのは、販売ページに上記のような問題があるから。
当てはまる人は、販売ページを大至急見直しましょう。
売れる販売ページの作成にはテンプレートを使うのがおすすめ。
オークファンを使うと簡単にキレイな商品説明を作成できます。
出品テンプレートの使い方はこの記事で解説しています。
アクセス数は1週間で30は最低欲しい
アクセス数は商品の持つ回転率に依存しますが、どんなに低くても1週間で30アクセスは欲しいところです。
30アクセスを下回ると、商品がユーザーに見られず、いつまでたっても商品が売れません。
- 1枚目の商品写真が悪い
- 商品タイトルにメーカー・品番が入っていない
- 価格が高すぎる
アクセス数が伸びないのは、検索結果に表示される「サムネイル」「タイトル」「価格」のどれかがまずいと考えられます。
早急の見直しが求められます。
売れる商品写真とタイトルのつけ方はこの記事で解説しています。
ウォッチリスト数の伸びが早い場合は要注意
ウォッチリスト数の伸びが早すぎる場合も問題あり。
価格が安すぎる可能性があります。
オークション形式で1円出品のケースであれば問題ありませんが、定価販売の場合は要注意。
安い価格で買われてしまい、利益率が低くなる懸念があります。
目安として、アクセス数 < ウォッチリスト数になっていれば、価格が安すぎる可能性を考えましょう。

商品説明を見ずにウォッチリスト登録している人が多い状態です
ヤフオクのウォッチリスト数とアクセス数の増やし方

販売する側としては、ウォッチリスト数とアクセス数は伸ばしたいもの。
どうすれば増やせるか、解説します。
リサーチを行い適正価格をつける
先述のとおり、アクセス数に最も影響をあたえるのは価格設定。
商品が売れる適正な価格をつけるのが最重要課題です。
初心者は高く売りたいと考えますが、相場を無視した価格設定は無謀。
リサーチを行い、適正な価格をつける必要があります。
ヤフオクには過去180日間の落札相場を検索できる機能があるので、過去の記録を割り出し価格を設定します。
ヤフオク標準機能を使った詳細なリサーチ方法はこの記事で解説しています。
回転率が低いジャンルの商品の場合、ヤフオク標準機能では落札履歴がわからないことが多いです。
そんな時に有用なのがオークファンの期間おまとめ検索機能。
過去10年間の落札記録を調べることができ、珍しい商品の相場を知ることができます。

低回転率の商品は利益率が高く積極的に仕入れたいので、嬉しい機能です
また、ビジネスとしてせどりに取り組む場合は、仕入れの段階でリサーチを行い、利益が取れるか確認する必要があります。
販売ページを正しく作成する
アクセス数があるのにウォッチリスト数が伸びないのであれば、商品の販売ページがよくない可能性が高いです。
- 写真に付属品が写っていない
- 1枚目の写真の余白が広く、商品が目立たない
- タイトルが無駄に長く、読みづらい
- 商品の動作確認内容が書かれていない
ヤフオクで商品を売るコツに反していないか、チェックしましょう。
売れるヤフオク販売ページを作る13のコツはこの記事で解説しています。
1円出品・注目のオークションは不要
アクセス数・ウォッチリスト数を伸ばす手法としてよくおすすめされる1円出品ですが、次のリスクがあります。
- 相場より低価格で落札されやすい
- 早期に入札が入るので、オークションの取消しに手数料がかかる
- 利益率をコントロールしにくい
1円出品にしてアクセスを集めたからと言って、相場より高く売れることはありません。
それよりも、低回転率高利益率の商品を1円出品してしまい、安値で放出するリスクの方が高いと筆者は考えます。
1円出品は在庫処分など早急に商品を消化したいときに使う手法で、利益を出したいのであれば定価販売を推奨します。
注目のオークションも、アクセス・ウォッチリスト数を伸ばす手法として開設されることがありますが、不要です。
注目のオークションはヤフオクの有料オプションで、商品ページを目立つ位置に表示する機能のこと。
注目のオークションは、各カテゴリのオークション一覧ページ上部にある「注目のオークション」欄に掲載できるオプションです。
ただ、実際のところ、検索結果の上側に表示されたからと言って、商品が売れやすくなるわけではありません。
検索で欲しい商品名を検索して商品ページをクリックするわけですから、有料オプションを使って上位表示しても、売れ行きに影響はありません。

筆者も「注目のオークション」を試験的に使ったことがありますが、売れ行きは変わりませんでした
売れ行きに影響するのは、商品が持つ回転率。
販売で工夫して売れ行きを良くしようとするのではなく、仕入れ段階のリサーチで試算した回転率を基に、在庫管理を行うのがセオリーです。
注目のオークションの効果についてはこの記事で解説しています。
まとめ:ヤフオクのウォッチリスト・アクセス数の目安
本記事では、ヤフオクのウォッチリスト・アクセス数の分析方法と増やし方を解説しました。
- ウォッチリスト数はアクセス数の10分の1以上欲しい
- アクセス数は1週間で30以上は最低限必要
- ウォッチリスト数を増やすには販売ページの作り込みが必須
- アクセス数に最も影響するのは価格設定
- オークファンを使うと1ランク上の価格設定ができる
本サイトではヤフオク販売に役立つ情報を全て無料で公開しています。
コンサルや情報商材販売は一切行わず、安心して勉強できるサイトです。
ヤフオクでよく売れる販売ページの作り方を知りたい方はこの記事を一読ください。
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