こんにちは!カモノハシです。
本ブログでは、副業せどりで外注を雇って事業規模を拡大すべきと解説しています。
外注を雇うには、依頼業務の内容と手順を説明したマニュアルが必要です。
しかし、マニュアルに何を書けばよいか、お悩みの方もいるのではないでしょうか?
本記事では、外注化成功に必須のマニュアル作成方法について解説します。
- 面倒くさそうだけれど、マニュアルって本当に必要なの?
- マニュアルをどうやって書いたらいいかわからない
- マニュアル作成のコツを教えて!
なぜ、せどりの外注化にマニュアルが必要なのか
せどりの外注化にはマニュアル作成が絶対に必要です。
え~。作るのがめんどくさい!
マニュアルなんて無くても仕事できるでしょ?
マニュアル人間を生み出すものだ!
シャラップ!!マニュアル無しの外注化なんてありえないよ!
なぜ、マニュアルを準備する必要があるのか。
それはマニュアルが作業内容と手順を定義するものだからです。
作業内容の定義が必要
仕事をお願いするときには、業務内容をはっきりさせなければいけません。
依頼した業務を完全に遂行した時に報酬が支払われるからです。
業務が何なのか、完全作業はどういう状態なのか分からないと、仕事を受けた方も困るのです。
業務を遂行する手順が書かれているのがマニュアル
はっきり決めた業務内容、これを具体的にどういう手順で実行するか書かれているのがマニュアルです。
マニュアルの記載通りに作業すれば業務内容が完遂できる、仮に不完全作業となっているならマニュアル通りに実行していないためである、という状態が理想です。
マニュアルがなければ業務内容が何か、手順はどのように勧めたらよいか分からず、外注が困ってしまいます。
外注自身に作業内容を考えさせるのはNG
雇ったワーカー自身が考え込む状態はダメです。
マニュアルをきちんと作成していれば、外注はそれに沿って作業しますから、必ず準備しましょう。
- 仕事していれば慣れますから、やりながら仕事を覚えてください
- 質問あれば答えるので、まずは自分のやり方で始めてみてください
- 経験者のようなので、今まで通りのやり方で仕事してください
マニュアルに対する誤解3つ
マニュアルは外注化に必須なのですが、良いイメージの無い方がいます。
マニュアルに対して以下のような考えは誤解です。
マニュアルは創造性を奪う
マニュアルは非人間的なもので、人の創造性を奪うとお考えの方がいます。
マニュアルをなくして、外注自身に考えさせれば素晴らしい仕事をするという主張です。
ワーカーの立場に立てば、あり得ないということがわかります。
外注が一生懸命考えてクオリティの高い仕事をしたとして、その利益は発注者が全て享受するわけです。あなたが外注なら、発注者のためにそんなことしませんよね。
外注の利益を最大するために、仕事のレベルを落としてでも、省エネルギー・短時間で業務をこなそうとするはずです。
そうならないよう、マニュアルが必要です。
マニュアルは指示待ち人間を生み出す
マニュアルを与えると指示を待つようになると言う人がいます。
これは、仕事に対する業務の理解がそもそも間違っています。
仕事の順番は、発注者が指示を出してからワーカーが作業を開始し、成果品を提出するという流れです。
この流れを無視しているため、発注者が何も言わなくてもワーカーが動くのが当たり前だという考えになるのでしょう。
外注は、指示された作業の完全実行に責任を持ちます。
決して、外注が自主的に動いて好ましい成果をあげてくれるという話ではないのです。
マニュアルは不要、仕事は経験して覚えるものだ
発注側が指示を出さず、外注が経験して仕事をできるようになるという主張です。
これもあり得ないです。
写真撮影なら、どの写真がOKでどれがNGか、人によって基準はバラバラです。
マニュアルがないと合格できる基準が分からないので、NGレベルの成果物が頻発したり、逆にレベルを上げすぎて作業に時間をかけすぎると言ったことが起こります。
ワーカーにとってこれはツライ状態です。
結果、外注が長続きせず、辞めていくことになります。
せどり外注化のマニュアル 作り方5ステップ
マニュアルの必要性を理解したところで、実際に作る手順を解説します。
STEP1 依頼する作業をリストアップする
実際にマニュアルを作成する前に、依頼する作業内容を細かく分割してリスト化することをおススメします。
人間は抽象的にまとめて表現する傾向があり、思考の中で細部を省略しがちです。
なので、実際の作業を思い出して文字に直す必要があります。
STEP2 成果物のOK・NGの基準を決める
商品チェックを行う際に合格となる基準を決めます。
この時、合格の例だけでなく、NGの例も書き出しておきましょう。
特に写真撮影の合否の場合、判断が主観的になりがちなので、NG例を文章と一緒に複数提示すると効果的です。
STEP3 文章に書き出す
書き出した内容を文章化します。
ここでは内容よりも書式に気を付けましょう。
STEP4 図解・写真を入れる
文章に図表、写真を挿入します。
文字だけでなく図があるとマニュアルがグッとわかりやすくなります。
スクリーンショットを使う場合は、画像を載せるだけでなく、見てほしい個所を赤丸で囲うと効果的です。
STEP5 読み直して修正する
ひとまずの形ができたら、読み直して修正します。
マニュアルを読みながら自分でその通りに作業してみると、不足点がないか確認できます。
可能であれば、家族や友人など他人に1回読んでもらうことをおススメします。
人に見せると、自分では気づかなかった間違いを指摘してくれるよ
せどりの外注向けマニュアルを書くコツ
マニュアルを書くときに気を付けるとよい、コツを説明します。
抽象的表現・道徳的表現を書かない
ついつい、抽象的な書き方や心構え的な表現をしがちです。
しかし、読む方からすると何とでも解釈できてしまう、作業の助けに全然ならない書き方です。
実際の手の動きがわからない表現は避けましょう。
- きちんと 注意深く 丁寧に テキパキと 注意深く 慎重に きれいに
良い例と悪い例を併記する
マニュアルには良い例だけでなく、悪い例も書くと、ワーカーが判断しやすくなります。
数字で表現できるものは数値で表現する
個数、大きさ、画像サイズなど、数字で表現できるものは数値で表記します。
「たくさん」「数多く」等の表現だと判断が難しいですが、「3個以上の場合」と記載してあれば明確ですよね。
数字ではっきりと断言すると外注も迷わなくて済み、作業が効率化します。
まとめ:せどり外注化成功の必須技術 マニュアル作成
本記事では、外注化成功に必須のマニュアル作成方法について解説しました。
慣れないマニュアル作成に最初は戸惑うと思います。
しかし、何回も作っているうちに、分かりやすいマニュアルができるようになりますよ。
外注化を進めるため、あきらめずトライしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事でまたお会いしましょう!
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