ヤフオク過去10年落札履歴が検索できるサイトをせどり実践者が解説

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この記事で解決できるお悩み

過去の落札履歴がみつからず苦労していませんか?
商品の相場を知りたいけれど、過去の取引記録をみつけられない人もいると思います。
結論を言うと、オークファンというサイトを使えば、過去10年のヤフオク落札履歴を見つけられます。

ノハシ
ノハシ

せどり歴8年の筆者もオークファンを使って高利益商品をみつけています

本記事では、オークファンを始めとする落札履歴検索サイトの解説と実践的活用法を紹介します。
実践すれば、ライバルが見逃している高利益商品を見つけられ、収入をがっつり上げられますよ。

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ヤフオク公式サイト・アプリで過去の落札履歴を検索する方法

ヤフオク公式サイトでできる落札履歴検索

最初にヤフオク公式サイトで落札履歴、落札相場を検索する方法を解説します。
過去10年落札履歴の検索方法をすぐに知りたい人は、下のボタンからジャンプしてください。

ヤフオクでは180日までの過去の落札履歴が検索可能

180日前までの取引であれば、ヤフオクの落札相場検索機能で調べることができます。

キーワードやカテゴリで検索した後「~の落札相場を調べる」をクリックすれば、終了したオークションが確認可能。

ヤフオクアプリの場合は、左上の「落札相場」をタップすれば過去の落札相場がわかります。

また、この落札相場の画面で絞り込み検索も実行可能。
カテゴリやメーカー・ブランド、価格の条件を指定して検索できます。

ノハシ
ノハシ

開催中のオークションと使い方は同じです

終了したオークションを見たいときのヤフオク操作方法

自分が落札した商品、出品した商品を見るのもヤフオク標準機能で可能です。

自分が落札したオークションを見たいときはヤフオク画面の「マイオク」から「落札分」を選択すればOK。
自分が出品したオークションで終了したものが見たいときは「マイオク」→「出品終了分」を選択すれば確認できます。


ヤフオクアプリから操作する場合は、一番下のタブの「マイページ」をタップ→「落札した商品」を選択すれば、自分が過去に落札した商品を見られます。
自分が出品した商品で売れたものを見たいときは「売れた商品」、売れなかったものを見たいときは「再出品」を選択すれば確認できます。

ヤフオクの落札履歴が消えたときの対処方法

注意点として、マイオクに表示されるオークションには期間の制限があります。

マイオクに表示される期間商品ページの保存期間
落札者ありの場合120日5年間
落札者なしの場合60日120日

例えば、121日前に自分が落札した商品はマイオクに表示されず、ヤフオクの落札履歴が消えたように見えます。
取引メッセージや評価も120日経過した時点で利用できなくなります。

落札した商品をマイオクから選択できなかった場合は、通知メールを確認しましょう。
商品ページ自体は5年間残っていますので、見たいときは通知メールに記載された商品URLから確認できます。

ヤフオク過去10年の落札履歴を検索できるサイト3選

ヤフオク過去10年落札履歴が検索できるサイト

上述のとおり、180日前までならヤフオク標準機能で対応可能。
しかし、180日の落札履歴では見つからない商品もたくさんあります。
そうした珍しい商品の落札履歴を調べるのに重宝するサイトを紹介します。

落札履歴検索サイト1:オークファン

オークファンは入札予約や出品テンプレートなどヤフオク利用者に役立つ機能を提供しているサイト。
オークファンの目玉機能に落札相場の検索があり、過去10年間の落札履歴を調べられます。

オークファンのメリット
  • 検索結果画面が見やすく、非常に使いやすい
  • 検索結果をcsv形式でダウンロードできる
  • ヤフオクはもちろん、メルカリやモバオクも検索可能

オークファンの検索機能は優秀で、過去10年までの期間を好きに指定して検索できます。
動作も軽快でストレスなく使用可能。
唯一の欠点は、有料会員にならないと過去10年の落札相場検索はできないことです。

ノハシ
ノハシ

検索可能回数を考慮するとプレミアム会員の登録が必要です

無料で使えないのは残念ですが、検索以外も機能が充実していることを考えると、有料会員になる価値は十分にあります。
筆者もオークファンのプレミアム会員なので、皆様もこの機会に登録することをおすすめします。

オークファン各プランの料金と使える機能は、この記事で詳しく解説しています。

落札履歴検索サイト2:Aucfree(オークフリー)

オークファンと並んで有力な落札履歴検索サイトがオークフリー。
検索できるのはヤフオク限定ですが、なんと無料で過去10年の落札履歴を調べられます

オークフリーのメリット
  • 全機能が無料で利用できる
  • オークファンと同じく、過去10年以内の期間を指定して検索可能
  • 登録不要ですぐに使える

良いことずくめに思えるオークフリーですが、最大のデメリットは広告
無料サービスのため仕方がありませんが、検索するたび、画面いっぱいに広告が入ります。

検索結果画面にも広告がたくさん表示されるのもマイナスポイント。
特にスマホ画面では広告面積が大きく、操作を妨げられます。

1枚目画像がパソコンで検索時に出てくる全面広告。2枚目画像がスマホ検索結果画面での広告。

このようにオークフリーは広告の表示が激しく、常用するには厳しいサイトです。
検索結果をダウンロードできないこともマイナス点。

頻繁に落札履歴検索を行うならオークファン、たまに少し検索するだけならオークフリーと使い分けると良いでしょう。
ビジネスとしてせどり、物販に取り組むのであれば、オークファンのプレミアム会員をおすすめします。

落札履歴検索サイト3:落札されました(おちさつされました)

過去10年までは検索できませんが、「おちさつされました」も無料で使える相場検索サイトです。

おちさつされましたのメリット
  • 無料で利用可能
  • 過去7年の落札履歴が検索可能
  • ソート機能、カテゴリ選択など基本機能が揃っている
おちさつされましたのデメリット
  • 検索結果に出てこない取引が多数ある
  • 検索結果が表示されるまでに時間がかかる
  • 古い落札履歴は詳細が表示されない
  • オークフリーほどではないが広告が出る

正直なところ、おちさつされましたは、使いにくいサイトです。
検索結果の表示に時間がかかりますし、古い落札履歴は詳細がわかりません。

何より、全ての取引が検索できるわけではないのが、最大のデメリット。
おちさつされましたはヤフオクの評価データを取得しているらしく、評価が行われていない取引は検索結果に反映されません。
評価が行われない取引も多いことを考えると、落札履歴の調査ツールとしては不十分です。

ノハシ
ノハシ

落札履歴の調査を行うなら、やはりオークファンがおすすめです

オークファンを使ったヤフオク過去10年の落札履歴検索

先述のとおり、過去10年落札履歴を調べるならオークファンがベストな選択肢。
オークファンを使ってせどりを行うと、高利益率の商品を見つけることができます。
オークファンを使った具体的なリサーチ方法、せどりの仕入れ判断について解説します。

ヤフオク過去10年落札履歴の実践的活用方法

実際にオークファンを使って高利益商品を見つける手順を説明します。

今回は「FUKI FC-21型」という機械の仕入れリサーチを行います。
これは鍵業者が使う鍵複製のための機械で、典型的な低回転高利益商品です。

せどりで高利益をとれる商品は業者用品などの低回転率商品です。
詳細は高利益商品の具体例を紹介しているこちらの記事を読んでください。

この商品の中古動作品が8,000円で仕入れできそうな状態とします。
この仕入れ候補をせどり商品として仕入れるべきか、リサーチして判断してみましょう。

ヤフオクで調べても180日以内には落札記録がなかったので、オークファンで調べてみます。

検索期間を10年に指定してオークファンで調べると、検索結果が出てきます。

過去10年で検索すると13件落札されており、平均落札価格は23,296円と分かりました。
オークファンの落札価格帯を見ると、1.5万円~3万円が4件で最も多く、次いで3万円~5万円が2件となっています。

落札価格から判断すると、相場は30,000円前後、売り方次第では45,000円程で売れそうです。

過去の落札履歴を使って回転率・利益率を計算する方法

一旦ヤフオクに戻って、他の出品者の状況を確認します。

現在、この商品を出品している人はいないので、30,000円で出品すれば最安値をとれます。

次に予想回転率と利益率を計算します。

予想回転率の計算式
予想在庫日数=検索期間÷落札個数
予想回転率=30÷予想在庫日数

予想利益率の計算式
予想利益額=販売価格-仕入れ価格-送料・手数料
予想利益率=利益額÷販売価格×100

オークファンのリサーチ結果では過去10年=3650日で13個落札されていました。
つまり、30,000円で出品すれば3650÷13=281日以内に落札されることが期待でき、
予想回転率は30÷281=0.11個/月です。

次に予想利益率を計算します。
この仕入れ候補の仕入れ価格は8,000円でした。
ヤフオクの販売手数料は落札価格の10%、送料は別で落札者から受け取れます。
なので、予想利益額は30,000×(1-0.1)-8,000=19,000円
予想利益率は19,000÷30,000×100=63%です。

回転率と利益率をもとにして仕入れ判断を行う

予想回転率は0.11個/月、予想利益率は63%と算出されました。
中古ハードグッズの回転率は0.2~1.0個/月、利益率は30~70%くらいが相場です。
今回の商品は、回転率は低いが利益率が非常に高い商品です。

また、売り方を工夫すれば更なる高利益を狙います。
44,998円で売って3万円以上の高利益、利益率72%を得ることも十分可能。

オークファンで見つけられる高利益商品
  • 利益率63%、1個で1万9千円の利益を獲得可能
  • 売り方を工夫すれば利益率72%を狙える
  • ヤフオク標準機能では見つけられない、隠された高利益商品

回転率の低さはキャッシュがあれば問題にならないので、固定費のかからない副業せどりでは間違いなく仕入れるべき商品です。

過去10年の落札履歴を調べられると、このようにしてライバルが見逃している高利益のマニアック商品を見つけることができます。

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ヤフオク過去10年の落札履歴を検索する必要性

高利益リサーチ3point

そもそも、なぜ過去10年の落札履歴を調べるのかというと、収益性の高い低回転率商品を仕入れるためです。
高利益を稼ぐせどりで押さえるべきポイントを解説します。

回転率の低い商品を狙って高利益を稼ぐ

回転率と利益率

商品リサーチは、売れやすさ(=回転率)と利益の大きさ(=利益率)を調べます。
回転率と利益率は負の相関関係があり、片一方が高ければもう一方が低くなる傾向があります。
高回転かつ高利益のよいとこどりは難しく、どちらかに重点を置いた戦略を立てなくてはいけません。

高回転率で低利益率の戦略を採る場合、商品1個で稼げる金額が少なくなるので、扱う商品数が多くなります。
新品せどりやトレカのせどりがこの戦略。
売るのに苦労せず労力をかけるだけ稼げますが、作業量が多く時間を大きく割かなければまとまった利益を稼げません。
時間のある主婦や学生、専業でせどりを行う人向けの戦略と言えます。

低回転率で高利益率の戦略を採ると、商品1個で大きな利益を得られるので、商品数は少なくて済みます。
長期間商品を保持するので在庫管理の技術が必要ですが、作業量は少なく、土日だけでも十分に稼げます。
本業が忙しいサラリーマンはこちらの戦略を採るべきです。

副業せどりで収益を得るためには、低回転率のかわりに利益率が大きい商品に特化したリサーチが必要です。

高利益には過去10年のヤフオク落札履歴が必要

高利益商品は回転率が低くめったに出回らないため、普通のツールでは見つけられません。

誤った高利益リサーチの例
  • ヤフオクの標準機能180日以内の落札履歴検索→落札履歴が見つからない
  • KeepaでAmazonの商品価格推移を検索→Amazonに商品ページがない
  • アマサーチでバーコードをスキャン→そもそもバーコードが貼ってない

高利益商品を見つけるためには過去10年の落札履歴を調査することが必須。
そのため、オークファンを使ったリサーチが重要なのです。

ヤフオク過去10年の落札履歴を調べてハードグッズを仕入れる

ハードグッズとは

副業せどりでは低回転率・高利益率の商品を扱うべきと説明しましたが、具体的には何を仕入れるべきなのか?
それはハードグッズとよばれるジャンルの商品です。

ハードグッズは耐久消費財のことで、プリンターやTVなど大きくて固い商品のこと。
ハードグッズは使用しても価値が減じにくく、中古でも高値がつきます。
しかも、低回転の商品で売りにくいため、お店で安く仕入れられます。
ネット販売すれば日本全国のお客さんにアクセスできるので、売るのに困りません。
高利益な中古ハードグッズの実例はこの記事で解説しています。

オークファンで過去10年の落札履歴をリサーチし、稼げるハードグッズを仕入れるのが、中古せどりで稼ぐ近道というわけです。

ヤフオク過去10年の落札履歴を活用するコツ

オークファンリサーチのコツ

せどりで稼ぐなら過去10年の落札履歴を調べることが重要。
とはいえ、最初のうちはわからないことも多く、うまくリサーチできないでしょう。
高利益商品をリサーチするときのコツをお伝えします。

検索する期間を工夫する

10年で期間おまとめ検索して検索結果が多いようなら、期間を短くして再検索しましょう。
新しいデータを使って計算したほうが、精度が上がるためです。
基本は、検索結果が5~15件位になるよう、期間を選択します。

  • 検索結果が15件を超えている → 古いデータを必要以上に取り込んでいる
  • 検索結果が5件未満である → データ不足なので、検索期間を増やす
  • 10年期間で調べても検索結果が1件もない → 需要の無い商品なので仕入れない

落札価格帯をチェックする

左上に、各価格帯で何件落札されているか情報が出ます。
これを必ずチェックしましょう。
分布が偏っている場合、平均価格が相場を表していない可能性があります。

落札価格帯の分布形についてはこの記事で詳細解説しています。

過去10年で落札履歴がない商品は仕入れない

過去10年に落札履歴がない商品は仕入れないようにしましょう。
需要が全くない、または極端に売買が少ない商品です。
ネット上で取引が発生していない商品は個人でも販売しづらく、不良在庫となる可能性が高いです。

とはいえ、売れるかどうかは実際に仕入れてみないとわからないことも多く、不良在庫はどうしても発生します。
不良在庫は買取屋に持ち込んで処分するのがおすすめ。
せどりの在庫処分に向いた買取屋はこの記事で解説しています。

【Q&A】ヤフオク過去10年落札履歴を使ったリサーチでよくある質問

Q
利益率が高い商品はどこで仕入れられますか?
A

ハードオフのようなリサイクルショップで見つけられます。
店舗での仕入れ方はこの記事で解説しています。

Q
回転率が低い商品を仕入れると売れ残りませんか?
A

本記事のリサーチを徹底すれば、ほとんどの場合、想定期間で売れて利益を出せます。
万が一売れ残っても、在庫管理を適切に行っていればすぐにわかり対応策を打てます。
在庫管理のやり方はこの記事で在庫処分に向いた買取屋はこの記事でそれぞれ解説しています。

Q
バーコードを読み込むビームせどりはダメでしょうか?
A

ダメとは言いませんが、推奨しません。
バーコードで過去の販売データがわかるのは、回転率が高い商品。
前述のとおり、回転率が高い商品をメインにすると商品個数が多くなります。
作業時間をお金に換えるせどりとなるので、副業には向かないやり方です。

Q
途中でせどりを止めたくなった時、オークファンは解約できるでしょうか?
A

オークファンはいつでも解約(休会)できます。
初月無料期間中であれば、月額料金も発生しません。
オークファンの各機能についてはこの記事で解説しています。

Q
高利益商品を扱うとどれ位稼げるでしょうか?
A

人によってスキルも作業時間も違うので断言はできませんが、オークファンリサーチを身に着ければ利益月5万円、最終的に外注化までいけば月20万円を狙えます。
せどりレベルに応じた利益額については、この記事で詳細に解説しています。

まとめ:ヤフオク過去10年落札履歴が検索できるサイトを解説

本記事では、オークファンを始めとする落札履歴検索サイトの解説と実践的活用法を紹介しました。

高利益商品のリサーチまとめ
  • 180日前までの落札履歴はヤフオク公式サイト・アプリで調べられる
  • 過去10年間の落札履歴を調べたい場合はオークファンがおすすめ
  • ヤフオクの180日間落札履歴に出てこない商品は、高利益を取りやすい
  • 高利益商品リサーチでは、検索期間、落札価格帯、10年間に落札履歴があるかをチェック

過去10年の落札履歴を調べて初めて見つかる商品は、ライバルが見落としていることが多く、仕入れやすく高利益をとれます。
オークファンの期間おまとめ検索機能を使って、高利益商品を仕入れてください。

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本記事の執筆者
ノハシ

せどりを8年続ける会社員。週6時間作業で利益月20万を稼いでいます。
せどりの理論を広めたいと考え情報発信を開始。

コンサル勧誘はしない。情報商材も売らない。安心してせどりを勉強できるのが「せどりガイダンス」です。

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