メルカリのタイムセール機能が終了したことをご存じでしょうか?
タイムセールが突然なくなって驚いた人もいるかもしれません。
個人アカウントでタイムセールはできなくなりましたが、メルカリには他にも有用な販売促進機能があり、うまく使って売り上げを向上することは十分可能です。

メルカリ歴8年の筆者が、一つずつ丁寧に解説していきます
本記事ではメルカリのタイムセールがなくなった理由と他の販促方法を解説します。
読めば、メルカリ販売の疑問が氷解しますよ。
メルカリのタイムセールとは?いつ終了したかを解説

メルカリのタイムセール機能が終了した経緯を解説します。
メルカリのタイムセールは期限付きの値下げ機能
タイムセールとは、期間を指定して値下げを行うメルカリの機能。
タイムセール中はセール価格として表示され、フォロワーに通知が届くため、商品の売り上げアップが期待できます。
タイムセール機能とは、期間限定で販売中の商品を割引価格で販売できる機能です。
セール価格として表示されるため、お得に商品を購入したいお客さまにアピールできます。
タイムセール機能は個人アカウントでも利用できたのですが、2025年12月現在は、メルカリShopsでしか利用できません。
個人アカウントでのメルカリタイムセールは終了済み
個人アカウントでのタイムセール機能は、2025年7月3日に終了しました。
現在はタイムセールを設定しようとしても、「設定できませんでした」ボタンが表示されます。
個人アカウントでのタイムセールは、割引を5%・10%・15%から選択する仕組みでした。
開始時間も、20時からスタートか今すぐ開始か選択でき、なかなか有用な機能だっただけに終了は残念です。
また、同時期に「出品中に自動で価格を調整する」機能も終了しました。
自動値下げができるメルカリの便利機能だったのですが、2025年6月17日に機能終了しています。
メルカリShopsでのタイムセールは終了していない
個人アカウントでのタイムセールは終了しましたが、メルカリShopsでは依然として利用可能です。

メルカリShopsは事業者向けのメルカリアカウントで、個人アカウントとは異なる仕様で動いています
メルカリShopsでタイムセールを設定する方法は、下記の通り。
- ショップ管理画面に入る
- 「割引」を選択し、タイムセールの設定画面へ移動する
- タイムセールを設定する商品を選択する
- セール価格・セール期間を入力する
注意点として、すべての商品にタイムセールを設定できるわけではなく、下記2条件のどちらかを満たす必要があります。
- 価格変更せず累計2週間以上販売し続けている商品
- 各45日間のうち累計30日間の販売実績がある商品
上記条件からわかるとおり、新規商品にはタイムセールは設定できません。
継続して販売し続けている商品を期間限定で割引する、そんな使い方を想定されていることがうかがえますね。
メルカリの個人向けタイムセールがなくなった理由

なぜメルカリのタイムセールがなくなったのか、理由を考察します。
- メルカリ公式からの理由説明はなし
- 考察①:タイムセールの利用者が少なかった
- 考察②:タイムセールしても購入率が上がらなかった
- 考察③:勝手にタイムセールになるのが不評だった
- 考察④:タイムセールした人の検索順位が上がるのを嫌った
メルカリ公式からの理由説明はなし
タイムセール機能の提供がなぜ終了したか、メルカリ公式からの説明はありません。
「サービス内容の改善のため」とするお知らせが2025年6月に送られてきただけで、終了理由の通知はありませんでした。
タイムセールはもともとメルカリShopsで使われていた機能で、試験的に個人アカウントにも導入された経緯があります。
おそらく、下記の理由から廃止したほうが良いとメルカリ公式が結論付けたのでしょう。
考察①:タイムセールの利用者が少なかった
タイムセールは、既に出品している商品を期間限定で値引きする機能。
利用するのは常に商品を出品しているヘビーユーザーに限られます。
ヘビーユーザー向け機能となると、タイムセールを実際に利用する人数はそれほど多くなりません。

全体ユーザーに占める割合が少ないですからね
タイムセール機能を個人アカウントにも導入したものの、想定していたほど利用されなかったというのは、可能性が高いと思います。
タイムセールして売れると30%還元のキャンペーンが超メルカリ市で行われていたのですが、利用者数は増えなかったのでしょう。
考察②:タイムセールしても購入率が上がらなかった
出品者がタイムセールをしても、それほど購入率が上がらなかったことも原因と考えられます。
というのも、メルカリShopsと違って個人アカウントにはフォロワーがつきにくく、下記の流れで購入を決めるのがふつうなんですよね。
- 検索窓に商品名を入力して検索する
- 該当する商品のうち「販売中」のものを絞り込む
- 商品を安い順に並び変える
最終的に安い順に並び変えて見るため、一時的に安くなっているタイムセール商品よりも、最初から安値で出品している商品の方が買われやすいのが現実でした。
そのため、わざわざタイムセールを設定する意味が薄かったというのも、機能終了した要因と思われます。
考察③:勝手にタイムセールになるのが不評だった
実は、メルカリには勝手にタイムセールになる機能がありました。
これは「勝手にセール」と呼ばれる機能で、出品者が値下げをしなくても自動でセールが始まる仕組み。
割引された料金はメルカリ事務局が負担するため、出品者に負担は発生しません。
出品者は商品が売れやすくなり、購入者は割引価格で商品が買える仕組みでしたが、これが不評の一因になった可能性があります。
- セール中は商品価格を変更することができなくなる
- 勝手にセールされた人とされない人で不公平感が生じる
- いつ勝手にセールされるか、タイミングが読めない
- 出品者のコントロール外で価格変更されるのは気持ち悪い
勝手にセールは一見良いことづくめに見えますが、上記の難点があります。
それもあって、タイムセール自体が機能廃止になった可能性は否定できません。
考察④:タイムセールした人の検索順位が上がるのを嫌った
個人向けアカウントでタイムセールをすると、他の商品より検索順位が上がる傾向がありました。

購入者がタイムセールに気づかなければ無意味なので、検索順位アップは当然と言えます
とはいえ、この仕様だと検索順位を上げる目的でタイムセールを仕掛ける出品者が続々と出てしまいます。
下記のX(旧Twitter)ポストを見ても、検索順位対策でタイムセールが利用されていた実情がうかがえます。
メルカリ事務局からしてみると、タイムセール乱用による検索順位上昇は好ましくありません。
セールするのを見込んで高めの値段設定を行い、タイムセールを行えば、他の出品者より高値でも検索上位に表示されてしまうからです。
検索順位対策としてタイムセールが使われたことも、機能廃止につながる要因と言えるでしょう。
なくなったタイムセール以外のメルカリ販促方法を紹介

タイムセールは機能終了しましたが、他にも販促方法は存在します。
メルカリで使える販売促進方法について、解説します。
オークション機能はタイムセールの有力な代替策
メルカリのオークションは、2025年夏に導入された機能。
通常のメルカリ出品は定価制ですが、オークション形式で出品した場合、購入者が入札を行い徐々に価格が上がっていくことになります。
オークション形式とは、出品者が販売開始価格を設定し、購入希望者が販売開始価格よりも高い金額で入札することができる出品の形式です。
最初に入札された日の翌日の20時台にオークションは終了し、最高価格を掲示した購入希望者が落札者となります。
オークション機能を利用する場合は、最初は低めの価格設定で出品して入札を集め、価格の高騰を狙うことになります。
価格を割り引くタイムセールとは逆方向の機能と言えますね。
オークション機能は便利な制度ですが、下記の点は注意すべきでしょう。
- 入札期間が最初の入札の翌日までと短い
- トレカや中古ゲームなど、入札の集まる人気商品には向いている
- 逆にマイナーで知名度の低い商品は、安値で落札される可能性が高い
- まだ導入されたての制度で知名度が低く、入札者が集まらないこともある
結論として、オークション機能は不確定要素が大きく、出品者にとってハイリスクとなります。
十分に入札が集められる人気商品に限って、オークション機能を活用すべきだというのが、筆者の意見です。
メルカリ新機能の商品プロモーション機能も期待大
商品プロモーションは、指定の商品を検索画面上位に表示する機能。
販売価格の5%が手数料としてかかりますが、商品が売れやすくなります。
出品した商品をプロモーション設定していただくことで、検索結果の上位に表示されるようになり、多くの購入者の目に触れることで販売機会を増やすことができます。
商品プロモーションの利用料は一律販売価格の5%で、設定した商品がプロモーション経由で売れた場合にのみ利用料が発生します。
プロモーションの設定方法は下記の通り。
- 出品一覧画面でプロモーションアイコン(稲妻マーク)をタップ
- 「プロモーションする」をタップ
これで40日間、商品がプロモーションされます。
売れなければ手数料は発生しないので、商品を目立たせたいときは気軽に利用できます。
手動での値下げもメルカリでは有効
意外と知られていませんが、タイムセール以外の値下げもメルカリでの販売に有効です。
商品価格を見直して魅力的な値段に修正することが、検索結果の上位表示につながるとメルカリ公式も認めています。
魅力的な価格で出品された場合、検索結果に表示されやすくなります。
自動値下げ機能 (価格の決め方) を活用し、価格を適切に調整しましょう。ただし、小刻みに値下げすることが有利に働くわけではありません。
商品がなかなか売れない場合は、相場検索を再度行ったうえで価格を見直しましょう。
適正な価格に直すと、案外商品はすぐ売れますよ。
メルカリで再出品は慎重な対応が必要
商品を一度削除したうえで、同じ商品を再度出品する「再出品」も販促として有効です。
メルカリは新しく出品された商品を検索結果の上位に表示するので、古い商品を削除して出品し直すと検索数が上昇するわけです。

再出品はメルカリ販売でよく使われる常套手段です
ただし、あまりに広まりすぎた手法のため、過度な再出品は規約で禁止となりました。
メルカリでは同じ商品の削除・再出品によって検索結果での表示機会を増やす行為は、迷惑行為として禁止しています (迷惑行為(禁止されている行為))。
これらの行為が度重なる場合、その商品が検索結果に表示されなくなる可能性があります。
引用文で書かれているとおり、表示回数を増やす目的で再出品を繰り返すと、逆に検索結果に表示されなくなります。
再出品は商品を選んだうえで、必要最小限の回数にとどめるのが得策です。
タイムセールすると利益減る?メルカリShopsの有効戦略

タイムセールは、メルカリShopsでは依然として有効な販売戦略。
タイムセールの上手な使い方を解説します。
メルカリタイムセールのメリット3選
メルカリShopsでタイムセールを実施するメリットは下記の通り。
タイムセールを設定した商品の売れ行きを上げるというよりは、ショップの認知度を高めて顧客を獲得する目的で使うのが得策です。
メルカリタイムセールのデメリット3選
反対に、メルカリShopsでタイムセールを実施するデメリットは下記の通り。
タイムセールは、購入者に「お得である」と思わせなければ意味がありません。
頻繁に行うよりは、時期を限定して特別な時に行う方が効果的です。
タイムセールしても売れない?効果と利益の増減を検証
タイムセールをして商品が売れるかどうかは、ジャンルや商品内容によって変わってきます。
下記のX(旧Twitter)ポストは、タイムセールの効果が確認されなかった例。
商品の売れ行きが変わらず、利益が減っただけの結果となりました。
一方でタイムセールを導入したことで、売り上げが大幅に増加したという報告もあります。
「イデア食品館」や「美味しさは元気の源[自然の館]」では、タイムセール設定期間中は購入金額が倍以上になったとのこと。
参考文献:【売上アップ虎の巻】タイムセール機能で集客力アップ!「売上が10倍に」「購入金額が倍増」
結局のところ、タイムセールの効果は検証してみなければわかりません。
自分のメルカリShopsで検証を行い、効果があれば継続、効果が見受けられなければ取りやめにする方針が無難です。
タイムセールの設定でエラーが出る場合の対処法
メルカリShopsでタイムセールを設定しようとしても、エラーが出てできないことがあります。
タイムセールができない原因は下記のとおり。
- 商品が在庫切れになっている
- 累計販売実績がタイムセールの条件を満たしていない
- CSVでタイムセールの一括設定をする場合、所定の書式内容が守られていない
いずれの場合も、メルカリのルールを守れていないのがエラーの原因です。
ヘルプページを再度確認して、エラーの原因を探っていく必要があります。
まとめ:メルカリのタイムセールがなくなった!終了の理由を考察
本記事ではメルカリのタイムセールがなくなった理由と他の販促方法を解説しました。
- 個人アカウントのタイムセールは2025年7月に機能終了した
- メルカリShopsではタイムセール機能がまだ利用できる
- タイムセールがなくなった理由について公式説明はない
- タイムセールすると利益率は減るものの、全体の売り上げアップが期待できる
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