メルカリの自動取引完了とは？ペナルティから延長されない条件まで徹底解説

メルカリの自動取引完了をご存じでしょうか？
受け取り評価せずに放置していると、自動的に取引が完了する仕組みのことです。
取引をスムーズに進められる便利な仕組みですが、トラブル発生時は自動で完了しないようにしたいところ。

本記事では、メルカリの自動取引完了の仕組みと取引延長するやり方について解説します。
最後まで読めば、自動取引完了に関する疑問が氷解しますよ。

メルカリの自動取引完了とは？評価とペナルティの有無を解説

自動取引完了とはいかなる仕組みか、評価はつくかを解説します。

• メルカリでは受け取り評価しないと自動取引完了になる
• 自動取引完了で終了した場合評価はつかない
• メルカリの自動取引完了でペナルティはない

メルカリでは受け取り評価しないと自動取引完了になる

メルカリでは出品者が商品を発送した後、購入者が受け取り評価をして取引が完了する仕組み。
購入者が受け取り評価をせず放置していると取引が進まず、出品者は代金を受け取れません。
そうした遅延行為を防ぐため、メルカリでは出品者が発送通知をした9日後の13時以降、自動で取引が完了するシステムになっています。

購入者が受取評価を行わない可能性があると事務局が判断した場合、発送通知をした9日後の13時以降に、自動で取引が完了します。取引完了にともない出品者へ販売利益が反映されますので、お待ちください。

自動取引完了で終了した場合評価はつかない

購入者が受け取り評価をせず自動取引完了となった場合、お互いの評価はつきません。
取引が途中で終了し、代金のやり取りだけ行われた扱いとなります。

メルカリの自動取引完了でペナルティはない

メルカリで自動取引完了となっても、ペナルティはありません。
出品者・購入者の両方とも、悪い評価は付きませんし、アカウント停止などの措置はありません。
自動取引完了について、過敏になる必要はないでしょう。

メルカリの取引では可能な限り評価をもらうのがベストですが、評価なしでも出品者レベルは上がります。
購入者を急かしてまで、受け取り評価をもらう必要はありません。
【関連記事】メルカリの出品者レベルとは?上がるとどうなるかメリットを解説

メルカリで自動取引完了せず取引が延長される条件

受け取り評価せず放置していると、自動で取引完了となるのがメルカリの仕様。
勝手に取引完了にしないためにはどうすればよいか、解説します。

• メッセージのやり取りがあると自動取引完了されない
• 自動取引完了しないボタンはどこにある？
• 自動取引完了後に取り消しを行うことはできない

メッセージのやり取りがあると自動取引完了されない

購入者が受け取り評価をしないのは、トラブルが起こり、出品者とやり取りしているのが原因という場合もあります。
このように取引メッセージでやり取りをしている場合、自動取引完了とはなりません。
同様に、購入者から事務局へ相談の問い合わせがあった場合も、自動取引完了にはなりません。

※購入者から取引メッセージでのご連絡や、事務局へのご相談があった場合、自動評価の期間は延長される場合があります

自動取引完了しないボタンはどこにある？

自動取引完了しないボタンは、購入者だけに表示されます。
出品者が発送通知を送った後、購入者側の画面に表示される「取引を自動完了しない」ボタンを押せば、自動取引完了を停止可能。
自動で取引が完了されない状態にした後、取引メッセージで出品者とやり取りし、問題の解決を行いましょう。

自動取引完了後に取り消しを行うことはできない

受け取り評価をせずに放置し、自動取引完了となった場合、取り消しは行えません。
商品代金が出品者に入金されるため、取引キャンセルはできなくなります。

メルカリでは、原則として取引完了後のキャンセルは行えません。
ただし、商品が偽物だった場合など、重大な問題が取引完了後に発生した場合はメルカリ事務局へ問い合わせ可能です。

メルカリ事務局へはアプリから問い合わせ可能

先述のとおり、自動取引完了の停止は取引画面のボタンを押すことで行えます。
自動で取引完了とならない間に、取引メッセージでやり取りを行い、出品者と購入者でトラブルを解決するのが基本です。

ただし、どうしてもユーザー同士でトラブル解決するのが難しい場合は、事務局へ問い合わせることもできます。
問い合わせる時に自動取引完了を停止するよう、申請することも可能。
事務局への問い合わせ方法は下記の通り。

• アプリの「マイページ」をタップ
• 「ヘルプセンター」をタップ
• 該当するトラブルのカテゴリを選択
• カテゴリ内にある、より詳細な項目を選択
• ページ下部にある「お問い合わせはこちら」ボタンをタップ
• 「お問い合わせ項目」を選択し「お問い合わせする商品」「お問い合わせ本文」に詳細な内容を記入して送信

メルカリの自動取引完了によるデメリット

メルカリで自動取引完了になってもペナルティはありませんが、可能な限り避けた方が得策です。
自動取引完了のデメリットについて解説します。

• ペナルティはないもののメルカリの自動取引完了は避けるべき
• メルカリで購入者が評価してくれない場合の対処法
• 評価なしの自動取引完了を避けるコツ
• 自動取引完了後に商品トラブルが起きた場合

ペナルティはないもののメルカリの自動取引完了は避けるべき

先述のとおり、購入者が受取評価せず自動取引完了になっても、メルカリ事務局からペナルティを受けたりはしません。
しかしながら、メルカリでは良い評価をもらうことが大切なため、できるだけ自動取引完了になるのは避けるべきです。

メルカリで購入者が評価してくれない場合の対処法

メルカリの自動取引完了を避けるため、購入者が受取評価をしてくれない場合は、下記の対策を取りましょう。

• まずは配送状況を確認し、商品が到着していることを確認する
• 購入者が多忙なことも考えられるため、商品到着から2日は様子を見る
• 購入者が評価をしない場合は、メッセージを送って催促を促す

受取評価を促すメッセージの例文)
お世話になっております。
商品は無事到着したでしょうか？
受取評価が行われていないため、心配になって連絡いたしました。
ご多忙の中恐縮ですが、問題なければ対応をお願いします。

評価なしの自動取引完了を避けるコツ

購入者から受取評価をもらうためには、トラブルを予防することが重要。
下記の点に注意しておくと、自然と良い評価をもらえ、自動取引完了にはならないはずです。

• 商品写真は見本でなく、実物を撮影したものを使う
• 購入されてから発送まで、可能な限り時間を空けない
• 梱包は丁寧に行い、商品が傷つくのを避ける
• 購入者からメッセージが送られた場合は、即返事をする

自動取引完了後に商品トラブルが起きた場合

自動取引完了後に商品の不備を発見した場合、メルカリでは原則として返品できません。
既に商品代金が出品者に入金されており、取引キャンセルが行えないからです。

取引完了後は、取引キャンセルができません。受取評価は行わないようにしてください。

商品の確認は到着後すぐに行い、問題が見つかった場合は、解決するまで自動取引完了を延長しましょう。
先述のとおり、「取引を自動完了しない」ボタンを押せば、自動取引完了を停止できます。

まとめ:メルカリの自動取引完了とは？ペナルティと延長されない条件を解説

本記事ではメルカリの自動取引完了の仕組みと取引延長するやり方について解説しました。

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