メルカリで株主優待券を売却しようとしていませんか?
実は、メルカリでは多くの株主優待券が出品禁止であり、出品すればアカウントを凍結されるリスクあり。
特に、ANA・JALの株主優待券は航空券に該当し、金券類としてメルカリでは出品禁止とされています。

筆者はメルカリ歴8年のベテランですが、株主優待券は出品リスクが高いため、宅配買取サービス「リコマース」での売却を選んでいます
本記事ではメルカリの禁止物に該当する株主優待券とそれらを売却できるサービスについて解説します。
最後まで読めば、株主優待券の現金化に関する疑問が氷解しますよ。
ANA・JAL株主優待券はメルカリで出品禁止

メルカリで禁止されている代表的な株主優待券について、解説します。
- ANA・JAL株主優待券はメルカリ禁止物の航空券に該当
- JR西日本株主優待券もメルカリの禁止物に該当
- サンリオ株主優待は電子クーポンのためメルカリで禁止
- ANA・JALの株主優待券はいつからメルカリで禁止?
- マクドナルド株主優待は偽物が出回ったためメルカリで禁止
ANA・JAL株主優待券はメルカリ禁止物の航空券に該当
メルカリで株主優待券が一律に禁止されているわけではありません。
メルカリで禁止されている出品物はこちらのページに一覧表示されていますが、株主優待券自体は表記されていないからです。
注意しなければいけないのは、一部の株主優待券は金券扱いされ、メルカリの出品禁止物とみなされる点。
具体的には、ANA・JALの株主優待券は「航空券」を発券することに使えるため、現金、金券類、カード類に該当する商品となり、出品禁止物に該当します。
メルカリでは、有形/電子を問わず、金銭と同等に扱われるもの全般の出品を禁止しています。
事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。
どのようなものが違反になりますか?
(中略)
・航空券、乗車券、旅行券
実際、メルカリにANAやJAL株主優待券を出品したものの、削除されたユーザーもいらっしゃいます。
禁止物を出品してしまうと、商品が削除されるだけでなく、アカウントが凍結され使えなくなるリスクもあります。
メルカリでANA・JALの株主優待券を出品するのは、避けるのが無難でしょう。
JR西日本株主優待券もメルカリの禁止物に該当
ANA・JALの株主優待券が出品できないのと同じ理由で、JR西日本の株主優待券もメルカリに出品できません。
JR各社の株主優待鉄道割引券は、先述の「乗車券」に該当するからです。

JR西日本に限らず、公共交通機関の切符の代わりに使える株主優待券、切符代の割引券はすべてメルカリで禁止されています
もし出品するとアカウント凍結のリスクが高いですから、JR西日本の株主優待券も、メルカリでの出品は避けましょう。
サンリオ株主優待は電子クーポンのためメルカリで禁止
意外なところでは、サンリオの株主優待券もメルカリで出品禁止です。
クーポン番号やQRコード形式に対応した株主優待券は「電子クーポン」に該当するため、メルカリの出品禁止物に該当します。
メルカリでは、電子チケット等の電子データについて、該当商品を利用できない等のトラブルを防ぐため、弊社が特に認めた場合を除き出品を禁止しています。
事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。
どのようなものが違反になりますか?
・電子チケット
・電子クーポン
・QRコード
サンリオの株主優待券は上記に該当するので、メルカリで出品することは避けましょう。
ANA・JALの株主優待券はいつからメルカリで禁止?
航空券や電子チケットを出品禁止とする規定は以前からあったのですが、昔はANA・JALの株主優待券は別もの扱いで出品できていました。
しかし、金券関連の規制が厳しくなり、2022年夏ごろにはペナルティ対象と見なされ、メルカリで出品しても削除されるようになりました。
2025年現在では、オンライン決済に使える株主優待券や交通系の株主優待券は、出品しても軒並み削除されます。

これらの株主優待券を現金化したいなら、後述のリコマースを使うのがおすすめです
マクドナルド株主優待は偽物が出回ったためメルカリで禁止
特殊な例として、マクドナルドの株主優待券は、メルカリ規約上に名指しで禁止されています。
商品の販売者等から偽造品が流通しているなどの連絡があり、取引の安全性を確保できないと判断した商品
・日本マクドナルドホールディングス株式会社が発行する株主優待券
・株式会社東横インが発行する無料宿泊券
・株式会社スタジオアリスが発行する株主写真撮影券
マクドナルドの株主優待券のように、広範囲に影響がある事例に対しては、規約で個別に禁止されます。
これらについても、メルカリで出品するとペナルティを受ける可能性があるので、販売は控えましょう。
メルカリで禁止されている株主優待券を解説

メルカリの出品禁止物に該当する株主優待券について、詳しく解説します。
- 「残高のあるプリペイドカード類」となる株主優待券は禁止
- 「電子クーポン」に該当する株主優待券はメルカリで禁止
- 「航空券、乗車券、旅行券」となる株主優待券はメルカリで禁止
- 補足:割引券の出品はメルカリで禁止されていない
「残高のあるプリペイドカード類」となる株主優待券は禁止
メルカリではQUOカード、図書カード、テレホンカードなど、「残高のあるプリペイドカード類」に該当するものを禁止物に指定しています。
株主優待券にはチャージできる電子チケットタイプのものがありますが、それらは残高のあるプリペイドカード類となるため、メルカリでは禁止です。
- すかいらーくホールディングスの株主優待券(電子チケット)
- エディオンの株主様優待カード(エディオンギフトカード)
- コメダホールディングスの株主優待カード
- 西松屋チェーンの優待買物割引カード
- コロワイドの株主様優待カード
「電子クーポン」に該当する株主優待券はメルカリで禁止
メルカリでは「電子クーポン」を出品禁止物に指定しています。
電子クーポンとは、要するにネット利用できる金券のこと。
下記タイプの株主優待券は電子クーポンに当たるため、メルカリでは出品禁止です。
- ネット利用のためのクーポン番号がある株主優待券
- QRコードが印刷された株主優待券
- 店舗でもオンラインでも利用できる株主優待券
「航空券、乗車券、旅行券」となる株主優待券はメルカリで禁止
先に少し触れましたが、「航空券、乗車券、旅行券」に引き換えできる株主優待券は、すべてメルカリで出品禁止です。
- ANAの株主優待券
- JALの株主優待券
- JR各社株主優待鉄道割引券
- 私鉄各社株主優待乗車証
補足:割引券の出品はメルカリで禁止されていない
誤解されがちですが、メルカリで割引券の出品は禁止されていません。
規約で禁止されているのはプリペイドカード類や電子クーポン、交通の切符となるチケット類で、紙で提供される割引券やクーポンは、禁止物に該当しません。
- 飲食店の割引券で、店舗でしか使えないもの
- テーマパークやイベント会場の入場割引券
- ホテルなど宿泊施設の割引券で、ネット利用できないもの
ただし、ここまで解説した禁止条項に抵触するものは、割引券であってもメルカリで出品できません。
- 鉄道やバス、航空の割引券および割引券として使える株主優待券
- 電子クーポンと見なせる割引券
- QRコードやバーコードが印刷された割引券
- ネットでも使えるタイプの割引券
- 残高をチャージできるクーポン類
- 使用者が利用者本人に限られている割引券
メルカリ以外でANA・JAL株主優待券を現金化する方法

メルカリでは多くの株主優待券が出品NG。
メルカリに代わって株主優待券を現金できるサービスを解説します。
ラクマはANA・JAL株主優待券を出品可能
ラクマはメルカリと並んで有名なフリマアプリ。
ラクマでは出品禁止の株主優待券を具体的に示しており、下記のものは販売できません。
株式会社すかいらーくホールディングス 株主様ご優待券
株式会社すかいらーくホールディングス 株主様ご優待カード
くら寿司株式会社 株主ご優待券
くら寿司株式会社 株主ご優待割引券
株式会社リーガルコーポレーション 株主ご優待券
株式会社ビックカメラ 株主様お買物優待券
株式会社ビックカメラ 株主様限定特別優待クーポン
株式会社しまむら 株主お買物券
SDエンターテイメント株式会社 株主御優待券
株式会社アダストリア 株主様ご優待券
株式会社スノーピーク 株主様ご優待券
株式会社テーオーシー 株主優待 特別ご招待券
リゾートトラスト株式会社 株主様ご優待
サムティ株式会社 株主優待券
オリックス株式会社 株主カード
オリックス株式会社 株主さまご利用券
サンフロンティア不動産株式会社 株主様ご優待割引券
株式会社タカラトミー タカラトミーモール 株主クーポンコード
株式会社オリエンタルランド 株主優待パスポート
株式会社サンリオ 株主優待券
株式会社サンリオ 株主ご優待クーポン
株式会社サンリオ 株主ご優待券(1,000円引き)
J.フロント リテイリング株主様 大丸・松坂屋 お買い物ご優待カード
株式会社コジマ 株主様お買物優待券
株式会社アシックス 株主様ご優待割引券
株式会社ユナイテッドアローズ 株主優待券
日本マクドナルドホールディングス株式会社 ※2025年9月1日(月)より出品禁止
Yahooフリマは株主優待券が一律出品禁止
Yahooフリマ(旧PayPayフリマ)は規約が厳しく、株主優待券はすべて出品禁止。
ANA・JALに限らず、すべての株主優待券が金券類と見なされ、出品禁止物に指定されています。
株主優待券やギフト券についても、上記同様、金券類であるとして出品禁止物に規定していますので、出品はお控えくださいますよう、お願いいたします。
このように株主優待券は多くのフリマサイトで禁止されているのが実情。
株主優待券を現金化したいなら、宅配買取のリコマースに買い取ってもらうのがおすすめです。
株主優待券を現金化したいなら宅配買取のリコマースがおすすめ

リコマースは多種多様な商品の買取を行っているサービス。
株主優待券をはじめとする金券類にも対応しており、安心して利用できます。
株主優待券を現金化したい人は、ぜひリコマースを活用してください。
まとめ:メルカリでANA・JALの株主優待券はいつから禁止?
本記事ではメルカリの禁止物に該当する株主優待券とそれらを売却できるサービスについて解説しました。
- ANA・JALの株主優待券は航空券に該当するため、メルカリで出品禁止
- 電車やバスの乗車券として使えるもの、電子クーポンに該当する株主優待券も、メルカリでは出品禁止
- ラクマでは一部株主優待券が出品禁止、Yahooフリマではすべての株主優待券が出品禁止
- 株主優待券を現金化するなら、宅配買取のリコマースがおすすめ
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