自動延長の仕様変更に困っていませんか?
実は、自動延長の設定を「なし」にすることは、LYPプレミアム限定の機能となりました。

オプション設定全般がLYPプレミアム限定の機能となりました
本記事では自動延長設定の仕様と入札の攻略法を解説します。
見逃すと、お得に落札するチャンスを失ってしまいますよ。
入札は相場を調べなければ始まりません。
オークファンを使って過去10年のヤフオク履歴をリサーチすると、価格の精度がグッと向上。
せどりで価格差をとることも効率的に行えます。
まずは初月無料のプレミアム会員をお試しください。
ヤフオクの自動延長設定とは

自動延長設定の詳細をまず解説します。
自動延長は終了時間をオートで伸ばすオプション
自動延長とは、オークションの終了時間が自動で延長される設定のことです。
オークション終了5分前から終了までに「現在の価格」が上がった場合、終了時間が5分間延長される設定です。
なぜ自動延長という仕組みがあるかというと、落札価格を上昇させるため。
ヤフオクでは終了間際に入札が集中するため、最高入札者の入れ替わりもオークション終了直前に頻繁に発生します。
終了間際に入札が集中する理由は、この記事で解説しています。
自動延長があると、追い抜かれた人が新しく高い金額で入札を行うことを繰り返すため、自然と落札価格が上昇するわけです。
Yahoo!JAPANは落札価格の10%を手数料として徴収するため、落札価格が上昇することは大歓迎。
そのため、自動延長という機能をわざわざ設け、初期設定で「あり」としています。
ヤフオクの自動延長は何分前に発生する?
先述のとおり、自動延長は終了時間の5分前以内であれば、いつでも発生します。
回数制限や時間制限はなく、何回でも、何分経過しても自動延長が発生します。

筆者の経験では、自動延長が50回以上発生し、オークション終了時間が4時間以上延長したこともあります
オークションが白熱して落札が翌日までもつれ込むこともよくあります。
入札者としては結構大変なので、後述の入札予約を利用するのがベターですね。
自動延長設定のメリット・デメリット
出品者から見た自動延長設定のメリット・デメリットは下記の通り。
- 競り合いが激しくなり、落札価格の上昇が期待できる
- 時間が伸びると入札者数が増加しやすくなる
- 終了直前を狙ったスナイプ入札の対策となる
- オークションが長引き、予定した時間で終わらなくなる
- 取引の終了時間が予測しづらくなり、スケジュール管理が難しい
- 時間がかかりすぎると、入札者が途中で諦めるケースもある
色々と述べましたが、メリットの方が大きいので、基本的には自動延長を設定することをおすすめします。
どうしても決まった時間にオークションを終了させたい場合だけ、自動延長を「なし」に設定しましょう。
ヤフオクで自動延長の設定がなくなった?

自動延長の設定方法は、最近仕様変更がありました。
自動延長の設定の仕方、確認方法を解説します。
自動延長設定の選択はLYPプレミアム限定に
2023年の仕様変更により、自動延長設定のあり・なしが選択できるのはLYPプレミアム会員のみとなりました。
LYPプレミアムに登録すると出品でより便利な機能を利用できます。
仕様変更により、非プレミアム会員は自動延長「あり」に自動で設定されます。
出品画面でも自動延長を選択する項目がありません。
このあたりの細かい仕様は、LYPプレミアム会員の特典について詳しく解説したこの記事で確認できます。
ヤフオク自動延長の設定方法
自動延長の設定方法は簡単。
出品フォームの「オプション」を開く→「オプション」内の「終了時間を自動延長する」にチェックすれば設定完了。


先述のとおり、LYPプレミアム会員に登録していないと選択項目が出現しないので、注意しましょう。
【スマホも解説】自動延長設定はどこで確認できる?
自動延長設定は商品の販売ページから確認可能。
パソコンの場合は、販売ページ右側「商品情報」の「その他の情報」に自動延長のあり・なしが記載されています。

スマホアプリの場合は、「その他の情報を見る」をタップし「その他の情報」欄を開けば、自動延長の記載が見られます。

ヤフオク自動延長攻略のコツ

自動延長を踏まえて、ベストな入札タイミングがいつかを解説します。
自動延長なし商品は終了直前がベスト入札タイミング
自動延長が設定されていない場合は、終了直前1分前がベストな入札タイミングです。
終了5分以内に入札しても自動延長が発生しないので、終了する寸前に入札すれば、ライバルの意表を付けます。

後述の入札予約ツールを使うと、効率的に入札できますよ
自動延長あり商品はギリギリ6分前がベストタイミング
自動延長が設定されている商品の場合は、自動延長が発生しないギリギリのタイミング、終了6分前に入札しましょう。
- 自動延長が発生せず、入札機会の増加が起こらない
- 入札数が多いことによる検索順位上昇を防げる
- ライバルの注目を最小限に押さえることができる
入札タイミングの細かいテクニックについては、この記事で詳しく解説しています。
入札予約ツールなら最適タイミングで入札可能

ここまで入札のベストタイミングを解説しましたが、ほとんどの人は忙しく、終了間際にヤフオクを開けないと思います。
そんな時に役立つのがオークファンの入札予約ツール。
指定したタイミングで希望価格を自動入札してくれる便利機能です。
- 無料の一般会員でも月3回使える
- 有料のプレミアム会員なら回数無制限で使用できる
- 5分毎に入札を繰り返し行う「追跡入札」機能も利用可能
入札予約ツールを使えば、相手の自動入札につられて予算オーバーすることもありません。
過去10年落札履歴を調べるサービスもあるので、この機会にぜひお試しください。
まとめ:ヤフオク自動延長設定がなくなった?確認方法を解説
本記事では自動延長設定の仕様と入札の攻略法を解説しました。
- ヤフオクの自動延長は、終了時間をオートで伸ばすオプション
- 自動延長「なし」が設定できるのはLYPプレミアム会員のみ
- 自動延長を発生させず入札するなら、オークファンの入札予約がおすすめ
よい商品を探すには相場検索が重要。
オークファンを使うと過去10年の落札履歴がわかり、入札価格の精度がグッと上がります。
相場検索の実践的使い方を解説したこの記事を読めば、あやふやな価格見積もりから卒業できますよ。
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