メルカリで相場チェックをしていますか?
面倒で適当に価格を決めている人もいるかもしれません。
実のところ、販売において商品の価格は非常に重要。
価格一つで売れ行きが全く変わってきます。

せどり歴8年の筆者も、必ずオークファンで相場チェックしています
本記事ではメルカリの新機能AIによる相場チェックとその他の相場検索ツールを解説します。
最後まで読めば、価格決めで困ることは無くなりますよ。
メルカリの相場チェッカーは無くなった?

メルカリは機能変更が多く、新しく追加された機能も終了した機能も存在します。
2025年時点での相場チェッカーの提供状況を解説します。
売れるかチェック機能はなくなった
「売れるかチェック」機能は、類似する商品の値段がどのくらいで売れているか調べる機能。
出品ホーム画面にある「売れるかチェックする」ボタンを押すことで使用できました。
便利な機能でしたが、2022年ごろ、告知なしで機能終了となりました。
売れるかチェック機能が急になくなったため「相場チェッカーが無くなった」と言われていますが、2025年現在、後述するAIによる相場チェックが代わりに使えます。
かんたんクルマ相場チェッカーも機能終了
「かんたんクルマ相場チェッカー」は車の相場を自動表示する機能。
メルカリでは2019年に、車のナンバープレートを撮影すると相場を自動検索してくれる「かんたんクルマ相場チェッカー」が使用できました。
■「かんたんクルマ相場チェッカー」の概要
ナンバープレートの写真を撮影、もしくは車検証のQRコードを読み込むと車両の相場価格を知ることができます。さらに、メーカー名や車種・車検証の期限などの商品情報が自動入力されるので、手間なくかんたんに出品することができます。
この機能も2025年現在では機能終了しています。
自動車の相場を調べるときは、オークファンなど別の相場検索サービスを使って調べましょう。
AIによる相場検索機能が新登場
このように、メルカリでは相場チェック機能が次々と消えていく状況でした。
しかし、2025年、AIによる「相場を調べる」機能がリリース。
メルカリ公式アプリで相場を簡単に調べられるようになりました。
使い方は簡単で、アプリの「出品」をタップ→「相場を調べる」ボタンを押すだけ。
「相場を調べる」ボタンを押すとカメラが起動し、撮影した写真を画像検索してAIが相場を調べてくれます。


筆者も使ってみましたが、直感的に使えて、初心者でも迷わず操作できる機能だと感じました
メルカリ新機能のAI相場チェックのすごい点

新機能のAIで「相場を調べる」は大変便利な機能。
筆者が使ってみて便利だった点を解説します。
対応商品の幅が広い
画像検索ということで精度が気になっていたのですが、使ってみたところ、かなり広範囲のジャンルに対応しています。
- 洋服
- 食器
- 書籍
- 家電
画像がメルカリ内に少ない商品は難しいようですが、一般的なアイテムであればほとんどカバーしている印象です。
バーコードによる検索より便利
メルカリでは、バーコード出品機能もあります。
商品についているバーコードをスキャンすると、出品の参考となる情報が自動で表示されます。
~(中略)~
対象カテゴリ
■本・音楽・ゲーム
■コスメ・香水・美容
■家電・カメラ (スマートフォンは除く)
その点、AI相場チェックは画像撮影さえできれば検索できるのが利点。
バーコード出品よりも便利に使える機能と言って差し支えないでしょう。
相場検索のスピードが速い
AI相場チェックを使ってみて一番驚いたのが、その検索スピードの速さ。
画像撮影して1秒もかからず検索結果が表示されます。

回線の影響もうけるでしょうが、それにしても速い!
メルカリアプリを開いたまま検索できることを考慮すると、検索ストレスを感じさせない、実用性の高い機能と言えます。
珍しい商品の相場検索はまだまだ
AI相場チェックは使ってみて便利でしたが、一方で課題も見えました。
- メルカリ内に商品画像が少ないレアな商品は見つけられない
- 過去の販売履歴を検出するため、現在の相場から乖離している場合がある
- 画像検索のため、似た外観の商品を誤検知する
AI相場チェックは、本やCD、ゲームソフトなど、画像検索しやすくて過去のデータがメルカリに大量にある商品には向いています。
一方で、電動道具のような工具、食器のような外観の違いが少ないものではイマイチな精度でした。
現状では、ブックオフで売っているような商品に対して使い、それ以外の商品では後述の相場検索ツールを使うのがよさそうです。
メルカリ相場チェックができる売れ筋リサーチツール

メルカリ新機能のAI相場チェックにより、簡単な相場チェックであれば、メルカリで完結するようになりました。
しかし、商品によってはより詳細な相場チェックが必要。
メルカリの相場検索ができるツールを解説します。
メルカリの売れ筋リサーチツール5選
メルカリのリサーチができるツールは下記の5つがあります。
- オークファン:メルカリに加えヤフオクの過去10年相場検索ができる
- フリマアシスト:Chromeの拡張機能で、メルカリの商品ページに出品日時と更新日時を表示できる
- フリマサーチ:メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマを横断検索できる
- フリマウォッチ:複数のフリマアプリの出品通知を設定できる
- メルリサーチ:メルカリ商品の販売数や期間を調べられるツールだったが、現在機能停止中
どれも便利なツールですが、相場検索ならオークファンが最有力候補でしょう。
メルカリの相場チェックならオークファンがおすすめ

オークファンは過去10年間の販売履歴を調べられるサービス。
メルカリはもちろん、ヤフオクの商品もリサーチできます。
- 検索結果画面が見やすく、非常に使いやすい
- 検索結果をcsv形式でダウンロードできる
- メルカリはもちろんヤフオク、モバオクも検索可能
オークファンの検索機能は優秀で、過去10年までの期間を好きに指定して検索できます。
動作も軽快でストレスなく使用可能。
唯一の欠点は、有料会員にならないと過去10年の落札相場検索はできないことです。

検索可能回数を考慮するとプレミアム会員の登録が必要です
無料で使えないのは残念ですが、正確な相場把握で得られる利益を考えると、有料会員になる価値は十分にあります。
筆者もオークファンのプレミアム会員なので、皆様もこの機会に登録することをおすすめします。
まとめ:メルカリ相場チェッカーが無くなった?AI画像検索を解説
本記事ではメルカリの新機能AIによる相場チェックとその他の相場検索ツールを解説しました。
- メルカリにはAIによる相場検索機能がある
- メルカリのAI相場チェッカーは検索速度が速く優秀な一方、探せない商品もある
- 詳細な相場チェックならオークファンが必要
本記事を読んだ人は、相場検索の重要性を理解していると思います。
相場検索の実践的使い方を解説したこの記事を読めば、あやふやな価格見積もりから卒業できますよ。
コメント