- 適正価格を調べる方法を知りたい
- 販売を工夫して利益率を高めたい
- 過去の落札履歴を分析する方法を教えて欲しい
商品をいくらで売ればよいか悩んでいませんか?
よくわからずに価格を決めている人もいると思います。
価格設定は大切な販売戦略です。安すぎると利益を逃しますし、高すぎると売れ残りが発生します。
オークファンを使って過去のデータを分析すると、適切な価格を決められます。
カモノハシもオークファンを愛用しており、月20万円稼げるようになりました。
本記事では、過去落札データ分析と高利益を出すための価格設定について解説します。
実践すれば、利益率が高まり、収入がグッと上昇しますよ。
副業せどりの販売戦略
副業せどりでは、商品1個で高利益をとれる商品を扱うのがベストです。
作業時間が限定されているので、扱う商品個数を少なくする必要があるためです。
売れやすさ(=回転率)と儲けやすさ(=利益率)は負の相関関係があり、片方が低ければもう片方が高くなる傾向があります。
そのため、副業せどりでは低回転率高利益率の商品を扱うのがおススメです。
低回転高利益の中古ハードグッズを仕入れる
副業せどりでは、低回転率(売れにくい)で高利益率(利益がでる)商品を仕入れるのが鉄板でした。
さらにマニアックで一部の人が欲しがるもの、ヤフオクの標準機能では落札履歴が見つけられないものは、より高利益率となります。
中古家電や事務用品などの中古ハードグッズは低回転高利益の典型的商品で、これを狙って仕入れるのがサラリーマンの副業せどり戦略です。
ヤフオクで定価販売する
中古ハードグッズの販売は、Amazonよりヤフオクが適しています。
また、販売形式はオークション形式ではなく、フリマ形式(=定価販売)するのがおススメです。
中古ハードグッズをヤフオクで定価販売するのが副業せどりのやり方です。
では、価格をどう決めたらよいかというと、販売戦略を立てて決定します。
価格を決める前の準備3点
販売戦略を立てる前に、3点準備することがあります。
商品リサーチを行う
オークファンを使って、商品リサーチを行ってください。
落札価格帯を調べる必要があるため、販売時にもリサーチが必要です。
商品リサーチの詳細はこの記事で解説しています。
オークファンは過去10年間の落札履歴を調べられるサービスです。
副業せどりで扱う中古ハードグッズは、ヤフオク標準の6か月間検索では調べられません。
低回転で滅多に出回らないため、6か月では期間が不足しているのです。
オークファンプレミアムに登録すれば過去10年間の落札履歴を1200回調べられます。
ライバルが見落としている高利益商品をザクザク見つけられますよ。
回転率を試算する
オークファンの期間おまとめ検索を使い、落札件数から回転率を試算します。
回転率の計算式
在庫日数=販売日-仕入れ日
回転率=30÷在庫日数
回転率の計算例
10年間で落札件数が15件だった場合、商品が1個売れるまでにかかった日数は
3650÷15=243日
予想回転率は30÷243=0.12個/月です。
競合出品者がいないか確認する
ヤフオクで検索を行い、競合となる同じメーカー・型番の商品が出品されていないか確認します。
この時に他出品のコンディションも確認してください。
例えば、こちらが動作品を出品予定で、他出品者の商品がジャンク品・故障品の場合は、競合しません。競合出品者にカウントする必要はないです。
同じメーカー・型番で、商品コンディションも同等レベルの場合は、競合にカウントします。
競合の価格もチェックしておきます。
高利益を出せる価格の決め方
競合出品者のチェック、商品リサーチ、予想回転率の計算をしたら、販売戦略を立てます。
ここでいう販売戦略とは、何円で定価出品して、何日以内に売り切るか計画を立てることです。
まず、次の項目を順番にチェックし、定価出品の価格を決めましょう。
競合出品者がいる場合の価格設定
同じ商品・コンディションで出品している人が既にいる場合、競合出品者の中で最安値の80%以下の価格設定にして売り出しましょう。
競合がいる場合の価格設定例
8,000円、9,000円、15,000円で競合がいる場合、最低価格の8割掛け、
8,000×0.8=6,400円以下で売り出します。
末尾を98にすると割安感が出るので、6,398円で売り出すのがベストです。
競合出品者がいる場合、価格が低い方から順に売れます。
最安値で出品しないと自分の商品が2番目以降に売れることとなり、回転率が1/2未満に悪化。
利益率の上昇に対して回転率の悪化が割に合わないので、最安値での出品がおすすめです。
落札価格帯分布は山形か
競合出品者がいない場合、相場価格で売り出します。
相場価格を算出する場合、落札価格帯の分布を確認します。
グラフが山形になっていれば、もっとも盛り上がっているところが相場価格です。
落札価格帯分布は二極型か
落札価格帯の分布が山形ではなく、安値と高値の2箇所で盛り上がっている二極型の場合、落札履歴のコンディションをチェックします。
商品コンディションによって価格帯が分かれている場合は、出品しようとしている商品のコンディションに近い方が相場価格です。(ジャンク品と動作品で価格帯が変わっている等)
同程度のコンディションにもかかわらず二極化していた場合は、高価格の方が相場価格です。
低価格の方は、低回転率商品にもかかわらずオークション出品して安値で落札された結果だと推察されるからです。
二極型の価格設定例
5,000円台と10,000円台で分布が盛り上がっており、商品コンディションに差がない場合、10,000円台の方が相場価格。
商品は10,498円で売り出す。
過去10年間の落札記録が5個以上か
落札価格帯の分布が山形でも二極型でもない場合、落札記録が少なすぎる可能性が考えられます。
オークファンの期間おまとめ検索10年間で、落札記録が5つ以上あるか確認しましょう。
5個以上ある場合、データは十分にあるので、相場価格は落札記録の平均値で算出します。
落札記録が1個以上5個未満の場合は、過去に出品された回数が少ない、希少な商品です。
落札記録の最高値を相場価格として売り出し、様子を見ましょう。
オークファンで落札価格帯分布が簡単にわかる
オークファンプレミアムに登録していると、画面左上に落札価格帯のグラフが出ます。
これを見れば分布形が一発で分かり、価格を簡単に決められますよ。
販売戦略の決定フロー
ここまでで、価格の決め方を説明しました。
情報量が多いので、まとめたフロー図を示します。
各項目をチェックして価格を丁寧に決めてください。
競合出品者、落札価格帯の分布形を調べることで適正価格が分かります。
適正価格がわかれば、必要以上に安値で出品して利益を逃すことが無くなり、利益アップにつながります。
出品後の在庫管理
出品後、想定回転率以内で販売できたかを確認します。
想定していた期間で売れていればOK、売れ残っていた場合は、販売戦略の見直しを行います。
想定回転率の確認例
想定回転率0.12個/月の場合、
1÷0.12×30=250日以内に販売できたか確認します。
250日を超えても売れなかった場合、見直しを行います。
まず、販売ページに誤りがないか確認します。
販売ページに誤りがない場合、下記の対処をします。
想定日数を超えても売れ残った場合、販売戦略が誤っていた可能性が高いです。
どこに誤りがあったか見直しを行い、次回に生かしましょう。
まとめ:副業せどりの販売戦略 高利益を出せる価格の決め方を徹底解説
本記事では、過去落札データを分析と、より高利益を出すための価格設定について解説しました。
相場価格の算出、落札価格帯分布の確認、どちらもオークファンが必要です。
未登録の人は、下記リンクから登録しておきましょう。
初月は無料なので、安心して登録できますよ。
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