メルカリでハンドメイド販売が禁止に!2025年規約改定の影響を解説

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メルカリでハンドメイド販売をしようとしていませんか?
実は、2025年10月の規約改定で、メルカリ一般アカウントの事業利用が明確に禁止されました。
ハンドメイド作品を継続的に販売することも、メルカリでは禁止です。

ノハシ
ノハシ

収益目的でハンドメイドを売るのであれば、STORESなど別サービスの利用が必要です

本記事では2025年のメルカリ規約改定の内容とハンドメイドを販売できる方法を解説します。
最後まで読めば、ハンドメイド販売の疑問が氷解しますよ。

規約改定によりメルカリで継続的なハンドメイド販売が禁止に

ハンドメイドの継続販売がメルカリで禁止に!

2025年のメルカリ規約改定の内容を解説します。

2025年メルカリ規約改定で事業利用禁止が明確化された

2025年10月22日に施行されたメルカリ規約改定により、事業者がメルカリ一般アカウントを作成・使用することが明確に禁止されました。

2025年10月22日(水)付で、メルカリ利用規約を以下のとおり改定いたします。
改定日以降にメルカリをご利用いただいた場合、利用規約の変更にご同意いただいたものとみなします。
■改定する利用規約
https://static.jp.mercari.com/tos
■改定事項
メルカリ利用規約:第 4 条 ユーザー登録及びアカウント情報
■改定内容の内容
3.事業者による登録の禁止(新設)
弊社が指定した法人以外の事業者はユーザー登録及び本サービスの利用はできないものとします。当該事業者はメルカリShops加盟店規約へ同意の上、メルカリShopsの登録の申し込みを行ってください。
※以下、項番号を繰り下げ
今後とも、メルカリをよろしくお願いいたします。

メルカリ事務局は、元から収益目的での利用はダメというスタンスだったので、今回の規約改定ではっきりとルール化されたということになります。

ノハシ
ノハシ

メルカリは任天堂Switch2の転売を問題視しており、規約改定にも影響していることがうかがえます

ハンドメイドの継続的な販売はメルカリで禁止に

メルカリの規約では「事業者」を明確に定義していませんが、一般的には”営利の意思を持って反復継続して取引を行う者“のことを指します。
具体的には、下記の条件のどれかを満たしていると、事業者と見なされる可能性が高いです。

  • 過去1ヶ月に200点以上又は一時点において100点以上の商品を新規出品している
  • 落札額の合計が過去1ヶ月に100万円以上である
  • 落札額の合計が過去1年間に1,000万円以上である

上記3項目はあくまで一般的な基準であり、メルカリ事務局の判断ではないことに注意してください。
上記に当てはまらなくても「事業者」と見なされペナルティを受けることはあり得ます。

ハンドメイド販売はどうかと言えば、「収益を得る目的で」「継続して販売を」行っているため、一般的には事業者認定されるでしょう。
メルカリ一般アカウントでハンドメイドを継続的に販売することは、実質的に禁止となりました。

メルカリの規約に違反した場合、出品の取り消し・検索からの除外・利用制限・アカウントの凍結などの処置がとられる可能性があります。
利用制限の詳細は「メルカリ利用制限とは?解除方法から身に覚えがないメールの対処まで解説」で解説しています。

メルカリでハンドメイドを売ること自体は違法ではない

勘違いされやすいのですが、ハンドメイドを売ること自体は違法ではありません。
あくまで、メルカリの規約で事業目的のハンドメイド販売が禁止されただけです。

ハンドメイドを合法的に売る方法

上記の内容であれば、ハンドメイドを販売しても問題ありません。
もし副業でハンドメイド販売をするのであれば、メルカリ以外の販売プラットフォームを利用するのがおすすめです。

メルカリで禁止されていないハンドメイド販売方法

メルカリShops特徴4つ

メルカリで禁止されていないハンドメイド販売方法として、メルカリShopsがあります。
メルカリShopsの特徴と実際に商品が売れるのかを解説します。

メルカリShopsではハンドメイドの継続販売が禁止されていない

メルカリShopsは事業者向けにメルカリが用意しているアカウント。
先にも少し触れましたが、事業者の利用・新規開設が禁止されたのは一般アカウントの方で、メルカリShopsではハンドメイドの継続販売が禁止されていません
具体的には下表のように使い分けることになります。

ケースメルカリ一般アカウントメルカリShops
不用品を個人で販売OK対象外
ハンドメイドを継続販売NGOK
転売・せどりNGOK
副業で物販NGOK

では、ハンドメイドを販売したい人はメルカリShopsを開設すれば問題ないかというと、それは少し違います。

メルカリShopsはアカウント開設条件が厳しい

そもそもの話、メルカリShopsアカウントは簡単に開設できません
下記のように、青色確定申告証明書やお店の外観写真が必要になります。

メルカリShops開設申請に必要なもの

<個人事業主の場合>
過去2年以内の所得税青色申告決算書
確定申告書を税務署に提出したことを証明するためのスクリーンショット
メルカリShops以外の販路情報として、ECサイトのURL実店舗の外観写真
許認可証情報または許認可証画像(許認可が必要な商品を扱う場合)
ブランド審査手続きに必要な情報・書類(ブランド品を扱う場合)
本人についての情報
本人確認書類の画像
メルカリShops登録情報
ショップの運営者情報
購入者へ表示する内容の決定
売上金の振込口座情報

<法人の場合>
登記簿住所もしくは本店の外観がわかる写真
許認可証情報または許認可証画像(許認可が必要な商品を扱う場合)
ブランド審査手続きに必要な情報・書類(ブランド品を扱う場合)
事業者情報
登記簿に記載された代表者情報
メルカリShops登録情報
購入者へ表示する内容の決定
売上金の振込口座情報

個人事業主はECサイトのURLか実店舗の外観写真、法人は登記簿住所か本店の外観写真が必須です。
バーチャルオフィスを使って法人申請している人は利用できないので、注意が必要です。

上記書類と情報を提出すれば、メルカリShopsの開設申請自体は可能。
ただし、申請はできても、審査段階でメルカリ事務局の判断で開設拒否されることがあります。
下記はX(旧Twitter)からの引用ですが、メルカリShopsの開設はなかなか難しいことがわかりますね。

メルカリ一般アカウントとメルカリShopsの違い

仮にメルカリShopsを開設できたとしても、商品の売れ行きは一般アカウントと大きく変わります。
メルカリ一般アカウントとメルカリShopsの違いは、下表のとおり

特徴メルカリ一般アカウントメルカリShops
販売者個人個人事業主および法人
利用目的主に不用品の販売事業利用
出店審査なしあり
在庫同じ商品は1点のみ出品可能複数在庫の登録が可能
商品登録1点ずつ手動登録CSVで一括登録可能
生鮮食品の販売不可許可・届出があれば可能
(クール便も利用可能)
コメントON/OFFコメントOFF不可コメント欄の非表示設定が可能
売上金振込申請が必要月1回または2回の自動振込
複数人運営不可可能(スタッフ用アカウント作成可)
ゆうゆうメルカリ便の利用利用可能利用不可
絞り込みの表示個人」と表示ショップ」と表示

一般アカウントとメルカリShopsの最大の違いが、絞り込み条件。
購入希望者は検索結果で「個人」「ショップ(メルカリShops)」を選択して絞り込むことができます。

メルカリの魅力は不用品を安く買えることにあり、事業者からわざわざ買おうとする人は少ないわけで…絞り込み条件でショップは除外されがち。
はっきりと言えば、メルカリShopsで出品すると商品が売れにくくなるのが実情です。

下記のX(旧Twitter)の投稿を見ても、メルカリShopsでの販売が厳しいことがわかります。

このように、メルカリShopsは開設が難しいうえに、商品の売れ行きも厳しいのが現実。
ハンドメイドを事業として販売するなら、別プラットフォームの活用も視野に入れた方がよいでしょう。

メルカリ以外でハンドメイドを販売する方法

ハンドメイドを売るならSTORESがおすすめ

メルカリ以外で、ハンドメイドを販売するのに適したプラットフォームを解説します。

STORESを使ってネットショップ販売する

画像引用元:STORES公式サイト

メルカリ以外の販売先で有力なのが、自分でネットショップを開設すること。
中でも、STORESは住所・電話番号を非公開に設定できるため、個人におすすめのネットショップです。

STORESの特徴
  • 販売手数料が安い(3.6%~)
  • PayPayを月額固定費0円で導入できる
  • 初期費用が0円
  • 個人であれば住所・電話番号を非公開に設定可能

STORESは開設手続きも簡単で、初心者でもスムーズに利用することができます。
まずは無料で試してみて、使いやすさを実感してください。

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カラーミーでハンドメイドを販売する

カラーミーは有名なネットショップサービスで、細かくデザインを設定できることが特徴。
ハンドメイド以外にもDIY作品が出品できるので、個人が出店するならまずここ、といった立ち位置です。

カラーミーの特徴
  • 販売手数料が0円のため、売上が多い人はお得に使える
  • カート設置システム「どこでもカラーミー」が便利
  • 33種類の無料テンプレートを使ってデザインを細かく設定可能

既に月額4万円程度の売上がある人なら、カラーミーはお得なネットショップになり得ます。
下記リンクから資料を取り寄せましょう。

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ハンドメイド専用サービスのminne(ミンネ)を活用する

画像引用元:minne公式サイト

minneはハンドメイド専用のマッチングサービス。
手作り商品専用のマーケットで、ハンドメイド作品の購入と出品が手軽に行えます。

minneの特徴
  • ハンドメイド専用サービスなので、気軽に利用できる
  • アプリが充実しており、スマホから使いやすい
  • 初期費用ゼロで始められる
  • minneが集客してくれるので、制作に集中できる

ハンドメイド販売経験ゼロの初心者が始めるなら、minneはおすすめのサービス。
下記リンクからminneを使ってみましょう。

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まとめ:メルカリでハンドメイドが禁止!2025年規約改定を解説

本記事では2025年のメルカリ規約改定の内容とハンドメイドを販売できる方法を解説しました。

本記事のまとめ
  • 2025年の規約改定で、メルカリ一般アカウントの事業者利用が禁止された
  • ハンドメイドの継続的な販売は、事業者利用と判断される可能性が高い
  • メルカリShopsは事業者利用が可能だが、開設と販売のハードルが高い
  • ハンドメイドで収入を得るなら、STORESなどメルカリ以外の販売先がおすすめ

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本記事の執筆者
ノハシ

せどりを8年続ける会社員。週6時間作業で利益月20万を稼いでいます。
せどりの理論を広めたいと考え情報発信を開始。
コンサル勧誘はしない。情報商材も売らない。安心してせどりを勉強できるのが「せどりガイダンス」です。

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