ヤフオクで落札後の送料変更ができなくなった?間違えた時の対処を解説

送料変更で困っていませんか?
支払画面で送料変更ができず、困惑している人もいるでしょう。
実は、ヤフオクの変更により、落札後に送料変更することができなくなりました。

本記事ではヤフオクで落札後に送料変更する方法を解説します。
最後まで読めば、送料に関する疑問が一挙に解決しますよ。

ヤフオクで落札後に送料変更する方法

ヤフオクのシステム変更内容、落札後に送料変更する方法を解説します。

• ヤフオク支払画面変更で送料変更できなくなった
• まとめて取引なら落札後に送料変更可能
• ヤフオク出品者が送料を間違えたときの対処法

ヤフオク支払画面変更で送料変更できなくなった

実は2024年に購入手続き画面の変更が行われており、落札者が送料を入力することができなくなりました。

新しい購入手続き画面では、落札者による送料の編集が行えません。

2024年以前は送料の金額を落札者が編集できたため、落札後に送料の変更が可能でしたが、現在は出品者があらかじめ設定した送料しか選択できません。

とはいえ、商品を同梱する場合は送料が変わってくるので、後述の方法で送料が変更可能です。

まとめて取引なら落札後に送料変更可能

落札者がまとめて取引を選択した場合は、送料の変更が可能です。

まとめて取引とは、同じ出品者から落札した商品をひとまとめにできる機能のこと。
以前からあった同梱依頼をシステムに組み込んだものです。

まとめて取引の場合、出品者は設定していた配送方法を選ぶことも、新しく別の配送方法を選択することもできます。
まとめて取引を行うと、送料も新しく設定できるので、まとめて取引であれば送料変更が行えるというわけです。

ヤフオクでまとめて取引を行うやり方はこの記事で解説しています。

ヤフオク出品者が送料を間違えたときの対処法

良いことではありませんが、自分が設定した送料が間違っている場合もあるでしょう。
その場合は、出品者から落札者へ取引メッセージで連絡するのが無難です。

正しい送料が設定の送料より安い場合、話は簡単。
後述の例文を参考に落札者へ取引メッセージを送り、差額を返金すれば問題ありません。

問題は正しい送料の方が高い場合です。
この場合も取引メッセージで正しい送料を伝えるのが正攻法ですが、落札者が取引キャンセルする可能性もあります。
そのため、差額が大した金額でない場合は、何も言わずに安い送料のまま取引を進めた方が、結果的にうまくいくでしょう。

商品価格と送料差額のバランス次第ではありますが、送料ミスの勉強代と考え、安い送料で取引を進めるのが無難な選択です。

ヤフオクで落札後の送料変更をお願いするやり方

実際に送料変更をお願いする具体的な手順を解説します。

• 落札者から送料変更をお願いする場合
• 出品者から送料変更をお願いする場合
• 落札後に配送方法を変更する場合
• ヤフオクでの送料差額返金方法

落札者から送料変更をお願いする場合

先述のとおり、まとめて取引を選択すれば送料変更が行えますが、色々な事情で出来ない場合もあるでしょう。
落札者の都合で送料を変更してほしい場合は、取引メッセージでお願いするのが正攻法です。

取引メッセージの例文)
お世話になっております。商品○○と△△を落札した者です。
商品を同梱して配送していただけないでしょうか。手違いでまとめて取引を選択できなかったため、お手数ですが対応していただけると助かります。
送料の差額分は、商品と同梱していただければ大丈夫です。
対応可能であれば、メッセージでお返事ください。

筆者の肌感覚ですが、大抵の場合は上記のメッセージで対応してもらえます。
とはいえ、あくまで相手のご厚意次第ですから、受け入れてもらえればラッキー位に考えておくのが無難です。

出品者から送料変更をお願いする場合

送料の間違いなどで出品者から送料変更をお願いする場合もあるでしょう。
この場合も、取引メッセージで連絡を送ります。

取引メッセージの例文)
お世話になっております。
申し訳ありません。商品を再計測したところ、120サイズではなく100サイズの大きさでした。
つきましては、送料の差額○○円を返金いたします。
商品と一緒に段ボールに入れて送る予定です。
一度メッセージでご意見いただければ幸いです。

送料が安くなる場合は、このメッセージで大抵受け入れてもらえます。
逆に送料が高くなる場合はこじれやすいので、勉強代と思って、元々の送料で送るのがよいでしょう。
どうしても送料を変更したい場合は、下記のメッセージを送ることも一案です。

送料が高くなる場合の例文)
お世話になっております。
発送方法と送料についてご相談がございます。
商品を再計測したところ、サイズが商品説明よりも大きく、送料が○○円になる見込みです。
厚かましいお願いで恐縮ですが、差額の××円をご負担いただくことは可能でしょうか。
お返事いただけると幸いです。

とはいえ、落札者にしてみれば元々の料金より高くなるわけですから、良い気分はしないでしょう。
否定的な返事が来る可能性が高いことを念頭に置いてメッセージを送るのが無難です。

落札後に配送方法を変更する場合

何らかの理由により、配送方法を変更したい場合もあるでしょう。
ヤフオクでは配送方法の変更が想定されており、システム上から変更できるケースもあります。

例えば、おてがる配送（ヤマト運輸）またはおてがる配送（日本郵便）を選択していた場合は、「配送方法を変更する」を選択すれば、別の配送方法に切り替えることが可能です。

ただし、下記の点には注意。

• おてがる配送から別の配送方法に変更は可能だが、逆は不可能
• 配送方法を変更しても、出品者は発送連絡をする必要がある
• 送料差額の返金はヤフオクのシステム上ではできない

おてがる配送はヤフオクのシステムを使用するため、あらかじめ設定していないと利用できません。
また、発送連絡はどの配送方法でも必要なので、出品者は必ず行いましょう。

ヤフオクでの送料差額返金方法

ヤフオクのシステム上では、送料の差額を返金することができません。
配送方法を変更したり、送料の間違いを訂正した場合は、落札者と出品者で協議して返金方法を決める必要があります。
ヤフオクの送料差額返金でよく使われるのは次の4つ。

• 商品に同梱して返金
• 銀行振込で返金
• PayPayで返金
• 現金書留で返金

一番使われるのは、商品に同梱するやり方。
送料の差額は数百円程度と低額ですから、小銭を封筒に入れて、商品と同梱してしまうのが手っ取り早いです。

落札者から出品者へお金を送る場合や金銭受け渡しの記録を明確にしたい場合は、銀行振込を利用するのがよいでしょう。
ネット銀行であれば手数料がかからない場合も多いです。
ヤフオク利用者であればPayPayユーザーも多いので、PayPayでの送金も一つの方法です。

現金書留は手間がかかるうえに料金も結構するので、あまり使いません。
どうしても現金でやり取りする必要があり、かつ記録に残したい場合のみ利用することになります。

ヤフオク落札後の送料変更に関する注意事項

お金にかかわることですから、送料変更には注意点がいくつもあります。
気を付けるべき点を解説します。

• ヤフオクで落札者負担の送料はいつ払う?
• ヤフオクで送料を多くとられたときの対処法
• 事前に送料がわからない時の対処法
• ヤフオクで落札後に着払いへ変更することはできない
• ヤフオクで送料を出品者負担にするメリット

ヤフオクで落札者負担の送料はいつ払う?

送料の支払いタイミングがあやふやな初心者もいると思います。
ヤフオクでは通常、送料は商品代金と同時に支払います。
出品者が事前に設定した送料が支払画面に出てくるので、その金額を落札代金に加えて支払うシステムです。

落札者が「受け取り連絡」ボタンを押すと、支払った落札代金プラス送料が出品者の売り上げに加算されるのが通常の流れ。
ただし、下記の場合は事情が異なります。

珍しいパターンですが、落札後に送料を連絡する設定の商品もあります。
この場合は、商品落札後、お届け先が決定した後に出品者が送料を決定します。

着払い設定の場合、ヤフオクのシステム上では送料を支払いません。
商品が到着時に、配送業者に送料を支払えば大丈夫です。

ヤフオクで送料を多くとられたときの対処法

世の中には悪い人がいて、わざと多い送料をとるケースがあります。

こうした異常に高い送料を請求された場合は、支払い前に取引メッセージで指摘しましょう。
ヤフオクでは実費以上の送料をとるのは禁止されているので、配送に合わせた送料に修正される可能性が高いです。

もし支払い後に送料が多いことに気づいた場合も、同様に取引メッセージで指摘するのがベター。
宅配伝票を見れば実際の送料がわかるので、合わせて指摘すると効果的です。

ヤフオクで送料を多くとられたときの対処と差額返金法はこの記事で解説しています。

事前に送料がわからない時の対処法

ヤフオクでは事前に送料を調べ、商品詳細に記載するのがセオリー。
しかし、事前にどうしても送料がわからない時もあるでしょう。
事前に送料が確定できない場合は、次の3つの対処法があります。

• 少なめの送料を設定しておく
• 落札後に送料を連絡する設定とする
• 着払い設定とする

この中で一番おすすめなのが、少なめの送料を設定しておくこと。
送料が安くて文句を言う落札者はいませんからね。
もちろん送料差分は出品者の持ち出しになるわけですが、数百円程度であれば販売価格に上乗せしておけば済む話です。

次善の策は、落札後に送料を連絡するまたは着払い設定とすること。
このやり方は出品者の懐が痛まないというメリットがあります。
デメリットは、落札者にリスクを追わせる形となるため、商品が売れにくくなること。
このデメリットが大きいため、おすすめしかねる設定ですが、送料を余分に支払いたくない場合は検討しましょう。

ヤフオクで落札後に着払いへ変更することはできない

注意点として、着払いにするのであれば、オークション出品時に設定しておく必要があります。
商品の落札後に着払いへ変更することはできません。
出品者の都合でどうしても着払いにしたいのであれば、取引メッセージで落札者へ依頼しましょう。

取引メッセージ例文)
お世話になっております。配送方法について相談があります。
送料○○円とお伝えしておりましたが、着払いに変更させていただけないでしょうか。
手持ちの現金が足りないため、商品受け取り時に配送業者へ送料を直接払う形に変更できると助かります。
もちろん、既に受け取っている送料○○円は、銀行振り込みでお返しします。
お手数おかけしますが、対応の可否についてお返事いただけると幸いです。

ヤフオクで送料を出品者負担にするメリット

ここまで送料の変更について解説してきましたが、いっそのこと送料を出品者負担にして、送料無料で出品するのも一つの手です。

上記のように多くのメリットがあるのが送料の出品者負担。
特に価格が5,000円未満の商品だとお得感が出て効果的です。
送料を計算するのが面倒という出品者は、送料無料を検討してみるのがおすすめです。

まとめ:ヤフオクで落札後の送料変更ができなくなった?

本記事ではヤフオクで落札後に送料変更する方法を解説しました。

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